いちろーたです。
先日のメールニュースでお約束したとおり、数回にわたって
「レッスン効果の上がる手の使いかた・観察の秘密」をテーマに
メールをお届けしています。
前回までに、レッスンで大切なことを2つお伝えしました。
「望み」
「手を使うタイミング」
でしたね。
今回は「手を動かすプラン」を考えます。
「プラン」=「計画」です。
プランというのは、簡単です。
動かす前に、どう動かすかを決めておくことです。
思い出してみてください。
レッスンで生徒さんに向かって手を伸ばす時のこと。
「手を動かすとき、どんなプランを持って動かしはじめていますか?」
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たとえば、かつてのボクはこんな答えを持っていました。
→「生徒の姿勢を正しい形に変える」
→「生徒にやってほしい動きを、自分でやってみせる」
→「自分が正しいと信じる力加減をわからせるために、生徒の手をつかむ」
などなど。
どんなプランを持つかは自由です。
でも、これは覚えておいてください。
どんなプランを持っているかによって、生徒の反応をどれだけ起こせるかが変わります。
なおかつ、生徒の反応をどれだけ受け取れるかも、違ってきます。
そんなに大事な「動きづくりのプラン」は、どう作ればいいのでしょうか?
手を動かし始める時、動きを作るために、何を考えていけばいいのでしょうか?
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手の動きのプランを作る時に大事なのは2つ。
「手は、いまどうなっているか?」
「手は、どこへ向かうのか?」
まずは、この質問をしてみましょう。
そうすると、どんな情報が集まるでしょうか?
レッスンしている時のご自身について情報を集めてみましょう。
特に、「動き」に関する情報を集めましょう。
そうすると、レッスンでどんな変化が起こっていることに気づきますか?
探求は、この後も続きます♪
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自分を観察することは、
レッスンで起こっていることを深く掘り下げるきっかけになります。
こうした探求に興味がありますか?
今度のゴールデンウィークに、「教える人」のための学習会を開催します。
教える時に気をつけたい「手の使いかた」について掘り下げてゆきます。