いちろーたです。
《教師の手の使い方で生徒の演奏が変わる》
教師の手の使い方次第では
生徒の演奏をどのようにでも変えることができます。
教師が生徒を思い通りに操ることもできます。
教師が生徒の思いを引き出して
生徒の思う通りに進めるように教師が後押しすることもできます。
教師の手の使い方次第で
生徒さんをどんなところへ向かわせるかが変わります。
これは、
恐ろしいことのようですが
素敵なことでもあります。
「教師と生徒」を「わたしと楽器」に置き換えてみましょう。
《わたしの手の使い方で楽器の音は変わる》
当たり前だと思いましたか?
実際に、手の使い方で音は変わります。
これは、力加減の話ではありません。
あなたの手は楽器に命令することもできますし
あなたは手を通して楽器に何が起きているかをきくこともできます。
どのような手の使い方をするかによって
単に音色が変わるのとは違う変化が起こります。
それは、演奏プロセスそのものが変容するからです。
「命令する手」
「きく手」
この違いを考えてみてくださいね。
きっと、変化に気づくことができるはずです。