「弓を持つ時、親指を曲げられません」
あなたがバイオリンの先生だったとして、生徒さんからこう言われたならどうしますか?
大事なのは、カタチを教えることではありません。
いったい、何を教えればよいのでしょうか。
大切な生徒さんを挫折させたくなかったら《何を教えるべきか》を学びましょう。
バイオリン応援団☆いちろーたです。
「形の作りかた」から入って、結果的に音がゴキゲンになっちゃうレッスン
そんなお声もいただいているのが、いちろーたのレッスンです(^^)v
教則本の「弓の持ちかた」を読むと
親指はここに置いて……
他の指はこの位置に置いて……
それぞれの指は、どのくらいの角度に曲がっていたらいいか……
が書いてあったりします。
それでできちゃう人はいいんです。
問題なのは
「そんな曲げかた、できません」
「曲げたいのに曲がらない」
「はじめは曲げているけど、ひいているうちにまっすぐに伸びてしまう」
というときにどうするかです。
さすがに教則本ってそこまで書かれていないように見えます。
よく読めば、答えが書いてあったり、書いていなかったり。
結局、わからないままになることもあります。
というわけで、指導者の言葉選びで大事なのは
《動けるようなメッセージを渡す》
ということになります。
いまから発する言葉が相手にとって《動けるメッセージ》なのか
それとも《動けないメッセージ》なのか
判断できるようになっていくと、レッスン力がアップしていきます。
さらにレッスンスキルのアップを目指すなら
生徒さんが抱いている《動けないメッセージ》を見つけ出して
《動けるメッセージ》へと変換してあげられるようになっていきましょう。
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