バイオリン応援団☆いちろーたです。
「忙しくてウォームアップの時間さえも惜しい!」
と感じているなら、スキマ時間を使って、ウォームアップの本質を見つめなおしましょう。
《ウォームアップ》というけれど、何の温度を高めるのでしょうか。
あなた自身の筋肉、血液、神経回路……
楽器、部屋の空気……
いろんなものの温度を高めますよね。
でも、温めること自体は目的ではありません。
なぜ温めるのでしょうか。
《反応力を高めるため》
であり
《動きやすさを得るため》
ではないでしょうか。
モノの温度を高めるというのは、確かにウォームアップです。
温度をあるレベルまで高めることで、私たちは反応しやすくなります。
温めるだけでいいなら、楽器ケースを開ける前からウォームアップができます。
移動しながらでもできるウォームアップが見つかるはずです。
「いまこの瞬間にできるウォームアップって、何があるかな?」
「いまやっていることは、演奏にとってどんなウォームアップになっているかな?」
ちょっとしたパズルを解くようなつもりで、問いかけてみてくださいね。
そのパズルに取り組んでいる時、どんな感情を味わえるでしょうか
ところで、ウォームアップには「温める」という言葉通りの意味のほかに、もう一つ大事な意味があります。
それについてはまた今度。
●今回の課題
いまやっていることと、大好きな音楽とのつながりを見つける
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