★続・TVニュースでできる観察トレーニング入門(分析編)★

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バイオリン応援団☆いちろーたです。

★TVニュースでできる観察トレーニング(分析編)★

前回は「動き」の観察をオススメしました。

「何が動いたか」を見つけて、言葉にするだけでしたね。
どんな言葉を書きとめられたでしょうか。
書きとめてあるなら、今回の課題に取り組むことができます。

まだ何もニュースを見ていなかったら、いますぐニュース番組をチェックして
アナウンサーの「動き」を自分の言葉で説明して、その言葉を書きとめましょう。

では、今回の課題です。
簡単です。

書いてあるのは、見えた動きそのもののことですか?
それとも、動きについてのあなたの意見ですか?

書いてあることは、このうちのどちらだったでしょうか。
分類してくださいね。

これは以前お話した『変化のコンパス』でいう『分析』です。
この『分析』は「観察する自分を観察する」という意味があり、構えのセルフケアには欠かせない初歩のトレーニングでもあります。
ぜひ取り組んでみてくださいね。

さて、前回「実は、もっと大切なことがある」とお伝えしたことは覚えていますか?

観察の素材としてニュース番組を選ぶのには理由があって、
だいたいいつも時間・人・カメラアングルが同じだからトレーニングを習慣化しやすいということでした。

なぜニュース番組を観察の対象とするのか。
トレーニングの習慣化よりも大事な理由があります。

それは……

・話者の意図が明確である

ということです。

ニュース番組のアナウンサーは「ニュース原稿を視聴者に正確に伝える」という明確な意図を持って読んでいます。
これが観察のトレーニングにはうってつけなのです。

なぜ、音楽番組を選ばないのか。
楽器奏者の演奏動画などを見るのは観察の初歩のトレーニングには不向きです。

ニュース番組はいいのに、音楽番組はなぜ不向きなのか……こうしたことを自分で考えてゆきましょう。
いつまでも一方的に教わっているだけでいいなら、自分で考えなくとも構いません。

自分で自分を指導する力を鍛え育てていきたいなら、このように考えて取り組んでいきましょう。
演奏にも変化があらわれますよ。

今回の課題は、「自分の観察したものは、見えた動きのことか、動きを見た自分の考えか」を区別すること。
区別が終わったら、どちらのほうが多かったか、数えてみてくださいね。

では!


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