テコの原理!〜バイオリン演奏にレバレッジを効かせよう
2016/05/21
テコの原理。
使っていますか?
身近な道具では、
ナイフや包丁に、テコの原理が関わってきます。
自転車のハンドルやブレーキもテコの原理を使っていますね。
「レバー」っていうのは、テコのことなんです。
「ナントカとハサミは使いよう」という言葉がありますね。
同じ道具でも、使い方次第で切れ味が変わってきます。
バイオリンも似ていますね。
同じバイオリンでも、使い方次第で、音が変わります。
◇
テコと聞いて、ぼくが思い出すのは
つぎの3つのことば。
支点(してん)
力点(りきてん)
作用点(さようてん)
小学校でならった、この3つのことばです。
支点とは、テコを支えておく場所
力点とは、テコに力を込める場所。
作用点とは、テコから力が発せられる場所。
◇
バイオリンの演奏におけるテコの原理とは何でしょうか?
名手と凡人とでは何がちがうのでしょうか。
◇
自分の体を使って何かをするときに、
――何を支えにできるか
――力を得るためにもっとも効率よく、合理的なやり方はなにか
――その力でやりたいことはどんなことか
ということを、考えてみて欲しいのです。