【身体も音も磨く】ウソかホントか。手を見るだけで音が変わるなんて。
いちろーたです。
音楽するためのカラダ磨きって、特別な事は何もないです。
見るだけ。
演奏に使う「手」を見てください。
ただ見るだけなんですけど、慣れないうちは見るのは自分の手にしておいてください。それが一番無難です。
……隣りにいる誰かさんの手を見つめてもいいですけど、あらぬ誤解をうむとややこしくなりますから。そういうややこしいことがお好きでしたら止めはしません。
「この人の手を見る」と覚悟が決まったら、思う存分、気の済むまで手を見ましょう。
ちなみに、覚悟の決め方は「よし、手を見るぞ」と声に出すだけです。
これは他のことにも応用が効くので、いつでも気軽に使ってみてください。
「よし、ご飯をおかわりするぞ」
「よし、今日は練習をサボるぞ」
「よし、もうちょっと寝坊するぞ」
……などなど。
話を戻します。手を見ることの続きです。
手を見ていると、いろいろ見えてきます。
毛穴がいくつあるのか、どうして毛のない毛穴があるのか、手相が若いころと違うなあとかいろいろ雑念も湧いてきますけど、むしろオッケーです。雑念が湧いてきたら「ふふっ、オモシロイ」とほくそ笑んで、手を見続けましょう。何も笑いがこみ上げなくなったらおしまいにしてください。
どこまで本気なのかわかりにくかったかもしれませんが、こんな具合で「見る」をやってみてください。わかることがあります。
何がわかるかは、やってみてのお楽しみ。
ああ、タイトルでネタバレ済みでした。
そう、音が変わります。
あと、手も変わります。
どう変わるかはあなた次第(笑
音も手も変わらなかったとしたら、それはおかしい。
本当に「手を見る」という覚悟をしたのか。
飽きるまで見ることをやめなかったか。
本当に手を見ていたのか。
振り返ってみてください。
「よし、手を見るぞ」と声を出すのは、割と簡単。
意外に難しいのは「飽きるまで見る」かも知れません。
難しいと感じたなら、キッチンタイマーを5分とかでセットしておいて、タイマーが鳴るまでは手を見ることにしてもいいです。
ともあれ……どうやって見ていたかとか、見ているあいだ何を考えていたかによって、音や手の様子が変わるというのが、今回体験いただきたかったことです(あーあ、ネタばらししちゃった)
というわけで、やってみてくださいね。