音楽教師・教えるプロを目指す人に読んでみて欲しい本(第1回)
音楽教師を目指す人、とくに、自分で教えるプロとして独り立ちしようと考えている人に、読んでみて欲しい本をコツコツと紹介します
第1回はこちら『1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法』
教えるプロへの道を阻むもの
教えるプロになろうというあなたにとって、最大の関心ごとはどんなことでしょうか?正直に答えてみてください。答えはひとつではありません。人によって違うものです。
私の場合は、自分が教えるプロになると決めたときの関心ごとがありました。たったひとつの大きな関心ごと……それは《お金》でした。
最大のギモン「本当に生計を立てられるの?」
「教えたい」と思っていたわたしですが、《お金》という最大の疑問に悩まされていました。もっと正確に言うと「教えることで、わたしは生計が立てられるのか?」ということでした。
教えることと生計を立てることをつなぐのは、生徒さんです。生徒さんをどうやって集めればいいのか、さっぱりわかりませんでした。はじめに何をしたら良いのだろう?
答えは単純でした。自分がこれまでに悩んできたことを思い出しながら、その解決のために自分がどうやって解決をしてきたのかを考えればよかったんです。そして、それをブログに書き起こしていきました。新しくレッスンで学んだことがあると、それもまたブログに書き起こしていったんです。
わたしの場合は「ヴァイオリン演奏の悩みをアレクサンダー・テクニークを使って解決したい」という思いがはっきりしていました。これが起業へと踏み出すおおきな原動力となりました。
原動力の見つけかた
私の原動力は「ヴァイオリン演奏の悩みをアレクサンダー・テクニークを使って解決する」です。あなたの場合はどうでしょうか?
「私の原動力は○○を○○することです」と言い切れないなら、ぜひ今回紹介する『1万円起業』をオススメします。これがオススメなのは「とにかく、いますぐできることを見つける」ということにフォーカスしていることです。自分の本当の夢を実現させるために、どんな行動を見つけられるか……そう思いながら読んでみてほしい本です。
まとめ
『1万円起業』副題は「片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」です。これをいちろーた的に意訳すると「でっかい夢だからこそ、気軽にできることから行動してみよう」ということです。
今回ご紹介した『1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法』は、教えるプロを目指すあなたの《起業家》としてのやる気を目覚めさせる1冊になるはずです。