やりたいの?
それって、本当にやりたいの?
本当にやりたいことだけをやるための「抑制」を学ぼう
今回は音楽プロコースBodyThinking受講メモです。
※今回もめいっぱい長く書いてますので、お時間のあるときにチャチャッとお読みくださいね。
マニアックな探求大好きなボク
読者のみなさんは、もうお気づきかもしれませんが、わたくし・いちろーたはマニアックに弦楽器演奏とその指導法を研究し尽くそうとしています。そして、その実験台はいつも自分自身です。
たとえば、いつもこんな事を考えています。それは……
・楽器を持ち上げるとはどういう動きなのか
・みんなのいる前でレッスンを受けるときに自分の感情がどう動くのか
・自分を観察していることで演奏にどんな変化を期待しているのか
・アタマと脊椎を動けるようにするって何なのか
・「音楽をしたい」と思うってのは、何が原因でそんなことを思うんだろうか
……こんなメチャクチャめんどくさいことを思いながら、ヴァイオリン演奏をしたり、レッスンを受けたり、レッスンを授けたり、ブログを書いてみたり、このページでこうして文章を打っているわけです。我ながら呆れてしまいます。

吹奏楽界に大きな波紋を起こしたバジルさんに学んでいます
2014年1月17日(金曜日)BodyThinking クラスを振り返る
さて、クラスで私はヴァイオリンをひくところをバジルさんとクラスメイトにに見てもらいました。
先日のBodyThinkingでは、さっき書いたようないろ〜〜〜〜〜んなことを思い出しながら、「じゃあ、目の前の譜面台に置いた楽譜を、クラスのみんなの前で演奏してみよう」と思ってスタートしました。
そうしたら、何が起きたと思いますか?
アレクサンダー・テクニーク教師のすごさを思い知らされた!!!
「わかりました!」バジルさんはこう言って私を止めました。
それはちょうど演奏が始まって、はじめの音から次の音へ移るかどうかのときでした。
「いちろーたさん、いままで色んなトライを重ねてきていて、ブログに書いてある85%くらいは私でもわからないくらいの、本当に突っ込んだことを書いているんですね。」
……
「で、ひこうとする前から腕が弓を持ち上げる動きをしていたの気づいていましたか?」
とバジルさんは付け加えました。
そして、こんな提案をしてくれました。
「《こんなふうに準備して演奏を始めよう》というのをいろいろ思い描いてください。でも……どうやってやるかが決まったら、それをやらないでいて下さい」
どんな変化が起きたのかわからなかったボク
それはそれは不思議な体験でした。どう不思議だったか……。
いまはまだ言葉が見つかりません。
ただひとつ言えるのは、自分ではどう変わったかはわからなかったのに、《周りの人全員が私の変化に気づいた》ということを通して私自身の変化に気づいたという体験でした。
このことは奥が深い気がするので、また思い出した時に書いてみますね。