音楽家の仕事とは何か。突き詰めると、音楽家の仕事は身体を動かすことです。異論の余地はありません。反論できますか?
どんな種類の音楽家も、身体を使わずに音楽家としての仕事をすることはできないと言えるのではないでしょうか。
もしも、あなたがヴァイオリンを演奏するのなら、私はこんな質問をしてみます。
あなたはヴァイオリンを演奏するときに、身体にどんな仕事をさせていますか?
音楽家がカラダの使い方を学ぶ意味とは?
どんな音楽家もカラダ無しでは音楽できないのです。当たり前に思うかも知れませんが、忘れてしまいがちなことなのであえて書きます。
例えば……歌うなら息を使います。作曲家は?……ヒラメキを形にするためには演奏家以上に体のあらゆる機能を使っていることでしょう……楽譜に書き残すためにペンやパソコンを使うために身体を使っていることは簡単に想像できます。
それだけではないですよね。楽器を扱うだけでは音楽家はつとまりません。ステージに向かうために自分を運んでくれるのは何の働きでしょうか?楽器や楽譜など演奏に使うものを運ぶために、カラダのどこが働いてくれるのでしょうか?衣装を着るときに、カラダのどこを使うのでしょうか?衣装を着ていられるのは?
自分がやりたい事のために、自分の体というのはいつでも、自分が思い出せる以上のことをやってくれている……そう思えてきます。
ヴァイオリンを演奏するとき、あなたはカラダに何をさせているのでしょうか?
あなたが自らの望む音をヴァイオリンから取り出すために、どんな動作を選んでいるのでしょうか?
その動作はあなたの身体の構造に適した、合理的な選択の結果といえるのでしょうか?
もしも、カラダに無理をさせているせいで本来のカラダの性能を発揮出来ていないのだとしたら、もったいないことだと思います。
「練習のしすぎで痛い」「昔のケガのせいで、いまも痛む」……これらは、カラダが《本来とは異なる使われ方》によって悲鳴をあげていることがほとんどです。カラダの状態を知り、それにふさわしい使い方を習慣付けていくことで、体を痛めつけない奏法を習得できます。ヴァイオリン演奏をラクに気持ちよく、上達を楽しむことができるようになっていきます。
奏法の探求がもたらすもの
楽器の奏法を習得するということは、楽器演奏のテクニックを身につけることにとどまりません。たとえば、ヴァイオリン奏法を習得するということは、ヴァイオリンを通して自分自身の再発見をしてゆく探検です。
自分が自分の身体をどう使っているのか。カラダの使い方を学ぶことは、きっとあなたの音楽の世界をより豊かなものにしてくれるはずです。
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