「腕は体の前についている」弦楽器奏者が知っておいて得する身体のコト(腕と体幹編 3)

骨格模型ヘンリーくんの手を取るいちろーた

 シリーズ3回目は「腕」……腕は身体の前で動くようにできています。横で動かすものと思っていたら、すぐに改めましょう。

おさらい:弦楽器奏者に役立つ身体の基本7項目

  1. 頭は背骨の上に乗っかっていて、自由に動ける
  2. 頭の下には首の骨が7本続いている
  3. 腕は体の前についている
  4. 手のひらは指だ
  5. 筋肉の仕事は縮むこと
  6. 動きの先端を思い描く
  7. 足も自分だ

弦ラク*身体の基本3. 腕は身体の前

腕は体の前についている

 腕を動かすとき、体の前と後ろ、自由に動かせるのはどちらでしょうか?食事をするとき、後ろにあるお皿と、前にあるお皿、取りやすいのはどちらでしょうか?ほとんどの人にとっては前にあるお皿を取るほうが簡単なはずです。

「腕はどこから生えている?」

 クイズです。腕はどこから生えているでしょうか?

肩?
胸?
背中?
腰?
あし?

 どれも正解です。何を腕とみなすかによって答えは変わります。

腕は肩から生えている?

 肩から腕が生えている……と思っているのなら、次の質問には何と答えますか?

肩はどこから生えていますか?

 こんな記事を書きました:【ヴァイオリニストのための解剖学入門】ヴァイオリニストの誤解をただす〜じゃあ、腕はどこから生えてるの? | バイオリン応援団*弦楽器奏者に役立つカラダのやさしい使い方教室

腕は胸から生えている?

 意外かもしれませんが、骨のつながり方からいうと、これが最も正確な表現です。さっきも紹介したこの記事(【ヴァイオリニストのための解剖学入門】ヴァイオリニストの誤解をただす〜じゃあ、腕はどこから生えてるの? | バイオリン応援団*弦楽器奏者に役立つカラダのやさしい使い方教室)にも書いておいたように、上腕骨〜肩甲骨〜鎖骨〜胸骨というつながり方をしているからです。

腕は背中・腰から生えている?

 これも正解。なぜなら、背中で一番大きな筋肉「広背筋:こうはいきん」が、腕の骨(上腕骨)に直接くっついているからです。背中の下の方、いわゆる腰のあたりまで筋肉がくっついてます。

 広背筋(こうはいきん)-筋肉.guide
この緊張を上手に解きほぐすと、肩は挙がるようになりますが、五十肩が治る訳ではありません。お尻の上で手を組むと、この筋肉は、緊張から開放されます。 …
広背筋のほぐし方がかいてあります。面白いサイトです。

腕って、あしから生えている?どういうこと??

 立っているとき、身体の重さを支えるのは、あしです。その支えがあるから、腕は好きなところで動けます。あしが身体の支えを引き受けてくれるから、腕はやりたいことだけをやれます。

 人間では腕と呼んでいるものが、ほかの動物では前足です。前足を、移動手段・体重を支える手段以外にも使えるように直立二足歩行の仕組みを発達させたのかもしれないですね。

 せっかくの自由な腕の仕組みをもっているのですから、使いたいように使いましょう。そのためには、「本当はこんな動き方もできるんだよ」と知ることが大切になってきます。

 こんな記事もあります:【ヴァイオリニストのための解剖学入門】腕に自由と強さを!(肩・その3) | バイオリン応援団*弦楽器奏者に役立つカラダのやさしい使い方教室


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