【バイオリンの構えヒント】肩当ての置き場所としての鎖骨は太くて長い
2019/10/12
いちろーたです。
バイオリンを構える時のことを思い浮かべてください。
鎖骨に対して、どんな印象を持っているでしょうか。
細くて折れやすい
ひょろっとして頼りない存在
……と思っているとしたら、結構な損をしていますよ。
鎖骨は骨ですから、ある程度の固さがあります。
固いといっても、まがったりねじれたりということが絶対にないというものでもありません。
細いと言っても、手や足の小指の骨たちよりは太いです。
鎖骨に肩当てやバイオリンを置くのがうまくいかないときに、思い出してほしいことがあります。
それは、鎖骨には太さがあり、長さがあるということ。
もしも時間があれば、ちょっと実験してみてほしいのです。
近くに鉛筆はありますか?
鉛筆と鎖骨を比べてみましょう。
鎖骨と鉛筆はどちらが太いでしょうか。
どちらが長いでしょうか。
鎖骨の太さは、鉛筆何本分でしょうか?
長さはどうでしょうか?
知っておいて欲しいのは、鎖骨には、ちょっとやそっとの衝撃では折れないだけの強度をもたらす太さ・長さ・形があるということです。
その太さ、長さはどれくらいのものなのか。
形は単純なまっすぐなのか、それとも複雑ないくつものカーブになっているのか。
その上に楽器を置くには、どうすればいいのでしょうね。
これまた楽しい立体バランスのパズルですね。
バイオリン演奏は本来カラダにやさしく気持ちよく楽しめるものです。
こうした謎解きを手がかりとして楽しんでいきましょう!