バイオリン応援団☆いちろーたです。
筋トレでもヨガでも、大事なのは自分自身を正しく使うことです。
自信を持って「正しい使い方をして、演奏にも応用できているよ!」と言えるならステキですね\(^o^)/
実際のところ、いかがでしょうか?
もし、すこしでもモヤモヤがあるのなら、お手伝いできないかなと思ってこれを書きました。
ちょっとだけ解剖学っぽい話をします。
【こんな人のための記事です】
筋肉痛が大好きな人
ポジション移動がうまくいかない人
ボウイングがうまくいかない人
重音(3度、6度、フィンガードオクターブ、10度など)が苦手な人
……に役立つはずです。
筋肉は縮みます。
筋肉が縮むと、関節を曲げられます。
関節がこれ以上曲がらないというところまで曲がっても
筋肉はさらに縮むことができます。
言い方を変えると、
《どんなに力を出そうと筋肉に頑張らせても、関節は限度を超えて動けない》
ということです。
「毎日筋肉痛が苦にならないくらい鍛えているのに、動かしづらさが変わらない」
「時間をかけてウォームアップしているのに、うまくできない」
と思った時に、このことを思い出してください。
「第5ポジションよりも高いポジションへ移動することができない」
「ダウンボウの時、弓の先10センチメートルくらいがどうしても使い切れない」
「10度の和音は、指が開かないから届かない」
これらのことでお悩みのかたの多くは
関節の「得意な動き・まあまあできる動き・できない動き」を勘違いしているために
《無理な方向へ動き続けようとしている》
ということに気づいていないまま、筋肉の頑張りだけで解決しようとしています。
どの関節を動かそうとしているのか
その関節はどこにあるのか
その関節はどの向きに動けるのか
その方向の動きを作るには何をすればいいのか
……ということを学んでいくことで、テクニック上の悩みがウソのように消える場合があります。
ぜひ、関節の仕組みに取り組む時間を作ってみてくださいね。
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