y=f(x)とか点Pとかでつまづいて立ち直った話〜『やらされている勉強』から主導権を取り戻すみたいな話

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バイオリン応援団☆いちろーたです。

今回は、邪魔された思考を自分の手に取り戻せた!みたいな話です。

いちろーたは算数や数学が好きなつもりでしたが、ホントの算数・数学好きとはどうやら違うようです。

好きなものを突き詰めていくと「構造」というところに行き着く気がします。

「そんな力はどこからくるのか」という探求が好きです。

「どうやってそんなものが生まれてくるのか」
「なぜ、それが生まれるのか」
というところに関心が向かってしまうのです。

数学だと、「なんでそんな決め事をしたのか」というところに疑問を抱いてしまうのですよ。

なんで関数を書くのにy=f(x)と書くのか。
yってなんだよ!
どうしてxなんだ!
fってなに!?

点Pってどうして「P」と名付けられたのか?!

と、教科書を100回読んでもわかりませんでしたね。

わからなかったから、「これは点数を取るゲームだ」と開き直って学校の勉強に取り組むようになりました。

点Pの命名理由なんてテストに一度も出ませんでしたからね。

大学に入って、教養科目としての数学を学んでいくときにも、やっぱりこの辺りが邪魔をして、肝心な内容はなかなか考えられませんでした。

あるときに、「数学は、まずひとつ約束を決める。そこから話を進めていく」みたいなことを聞かされました。

嘘かホントかはどうでもよくて、まず「こういうものだ」という決まりを先に作る。
そうしておいてから「その決まりにしたがうと、こんなことも言える」と話を進めていく。
たったこれだけだと思えたときに、数学やら物理の教科書の見え方が変わった記憶があります。

勉強でもなんでも、つまづきポイントは人によって違います。
そして、「つまづきポイント」というのは苦手とか嫌いという意味ではありません。
「もっと知りたい」「それ面白いかも」という、その人にとっての「深掘りサイン」です。

ここ掘れワンワン!

そこにとんでもない宝が眠ってるから、掘ってごらん!ってことです。

「掘ってる場合じゃない!」
って感じるときもあります。

「掘りたい。でも、いまは掘っている場合ではない気がする」
これで苦しむのなら、必要なのは選択です。
決断とも言いますね。

選択肢を用意することが大事です。
しかも、選ぶのが簡単なやつを。

「掘るか掘らないか」
「いま掘るか、掘らないか」
「さっきの続きに進むか、ここでさらに時間を使うか」

たとえば、英語の本を読むときに知らない単語出てくるでしょう。
そんなとき、読み飛ばしたっていい。
でも、辞書で調べてもいい。
どっちでもいいんです。

一語ずつ意味を確かめていくのか大筋だけ先につかむのか。
翻訳か同時通訳かでも、違うでしょう。

「いま、なぜそれをしているのか」
これさえ思い出せれば、自分の思考のコントロールを取り戻せます。

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