上達し続ける人・行き詰まる人の違いとは?【バイオリン上達のマインドを磨こう!】

2016/05/21

上達のチャンスをがっちりつかんでいますか?

あなたはいつでも演奏のコツ、上達のコツを受け取ることができます。

でも、あなたが受け取ったコツを
「はいはい、知ってますよ」
「ああ、あれか」
「もうやってるよ」
と思ってしまったのでは、新しい学びは得られません。

「それは知っている」

と思った途端に、脳は学習をやめます。
すると、上達はそこで止まってしまいます。

上達し続ける人というのは、
どんなことからも新しく学び続けています。

毎日の変わらない生活の中で、一瞬一瞬、新しい発見をし続けていく事ができたなら
どれだけ成長できるでしょうか。

超一流と言われる人がスゴイのは、成長を止めないからスゴイんです。

どうすれば成長を止めずに、成長を加速し続けられるのでしょうか?
すでに知っているはずのことからも、新しい発見をするにはどうしたらよいのでしょうか?

わたしたちの脳は、サボるのが上手です。
持っている能力を、なるべく使わずに楽をしようとします。
だから、「あ、それ知ってる!」と思ったら、
今までにうまくできた方法を使って対処しようとします。

それで、そこそこに成功すると「ああ、これでまあまあうまくできた」という経験が積まれて
また次も同じような出来事が起きたときに、同じことを繰り返します。

こうして、「習慣」が作られます。
この「習慣」の力は強烈です。
無意識で、自動的に行えるように、どんどん強化されていきます。

では、その無意識な、自動的に行われてしまう「習慣」を壊すにはどうしたらよいか。
それには意図をもって自分のリアクションを選択するトレーニングが必要です。

やり方は簡単。
ただ、自分に問いかけるだけ。

「まだ知らない見かたがあるはずだ」
「他に、どんな使い方ができるだろうか?」
「あの人なら、どういう見方をするだろうか?」
「あの先生なら、どんなリアクションをするだろうか?」

自分にはない「ものの見方」「考え方」を使って、
今見えているものを受け取り直してみるとどんなことに気づくでしょうか?

いま、どんなチャンスに気づいていますか?

-冒険を楽しむメンタル・考え方