【腕の脱力トレーニング】生玉子を全力で振り回すときに何が起きているか?〜「持つ・握る」を再構築する方法

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 今回は、生玉子を使った腕の脱力トレーニング方法をご紹介します。ちょっと怒られそうですけど、一部の人たちの間では有名な方法です。

用意するもの

 生玉子(割っていないもの)

 ビニール袋

 ……さぁ、はじめましょう!

トレーニングのやり方(初めての人向け)

 初めに、生玉子(割れていないもの)をビニール袋に入れます…割れたときに部屋を汚さないためです。
 生玉子を右の手のひらに載せます。手のひらに玉子(袋に入ったままで構いません)を載せたまま、指を曲げて玉子を下から包むように持ちます。
 玉子を持った右手を、ゆっくり動かしてみましょう。手の甲が下に向いていたのを、上に向けたり……手首や肘を曲げ伸ばししたり、腕全体を肩からぐるぐる回してみてもいいでしょう。

 ビニール袋が滑りやすいので、玉子がスッポ抜けないように気をつけてください。

 玉子を割ってしまったらゲームオーバーです。

 さて、ここまでが序の口・初級編でした。ちょっと進化させましょうね!

トレーニングのやり方(慣れてきた人向け)

 初めての時は生玉子をビニール袋に入れましたが、今度は入れません。

 生玉子ならではの、殻の手触りや重たさを感じ取ってみましょう。
 さぁ、生玉子(割れていない物)を手のひらに乗せて、包み込むように指を曲げていきます。
 持った玉子を動かします。玉子の感触を楽しみながら動かしましょう。
 腕の動きをだんだん速く、そしてトリッキーな動作にしていきましょう。

 玉子を割ってしまったらゲームオーバーです。

 まだまだ、さらに動きを洗練させられます。次に進みましょう。

トレーニングのやり方(もう飽きてしまった人向け)

 生玉子(割れていない物)を、親指と人差指でつまみます。
 さぁ、びゅんびゅん腕を動かしましょう。指で玉子との対話を楽しみましょう。

 ちょっと疲れたら、指の組み合わせを変えてみましょう。
 玉子のどこに触れるのかも変えてみましょう。指から手応えが変わることに気づきましたか?

 まさかここまでやれたんだから玉子は割れていないですよね?

残念ながら玉子を割ってしまった人へ……

 お部屋の掃除は白身が乾かないうちに済ませましょう。

割らないコツ

 ここまでの中で、僕がうまくいったときのアイデアをいくつか紹介してあります。探し出して参考にしてみてください。

 ひとつのヒントは「否定形は失敗する」です。

玉子の代用品

 「玉子で練習するなんて!」とドン引きされた方へのオススメ代用品としては、豆大福やいちご大福が良いかも知れません。

 倫理上、玉子や食べられるものを使うことが許せない方は、水風船や紙ふうせんを使うことをオススメします。ある程度の重みがあって、力を入れすぎるとこわれてしまう物が望ましいのです。

左腕でもやってみよう

 ボウイングのトラブルを抱えた右腕に対しても有効ですが、左腕の動かし方がぎこちない場合にも有効です。試してみることをオススメします。たとえば、左の手のひらに乗せて、左手の指先で卵の殻にふれたり・離したり……。

なぜ効くのか?

 カラダの使い方のほとんどは習慣付けられています。新しい技術を身につけていく、あるいは、すでに獲得した技術を洗練させていくということは、習慣を作り替えていくことにほかなりません。

 筋肉を動かす指令は脳から発せられます。脳は、やりたいことのために必要な動きを組み立てるのですが、これまでに獲得したあらゆる情報をもとに動作プランを構築し、準備が整うやいなや筋肉へ向けて指令を発します。

 人によって、あるいは、動作の使う頻度によっては、やりたい事が思い浮かぶかどうかの微妙な揺らぎ状態に入った時点から動作指示が筋肉に発せられてしまいます。《パブロフの犬》状態ですね。

 自分では気づかないような《パブロフの犬》状態のことが、楽器演奏や日常の色んな動作を使う場面で起きているかもしれない……ということを知っておくと役に立つかも知れません。

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