自分のレッスン動画を見て振り返っています《弦楽器奏者のためのカラダの使いかた教室》

 こんにちは、いちろーたです!

 昨晩作ったビーフシチューが胃にもたれています。おかわりはほどほどにしようと反省しているところです。

 反省といえば、先月(2014年1月24日)に行なった、徳絃社さんでのレッスンの動画を拝見しておりました。いくつか気づいたことがありますので、今後のレッスンに生かすために気づいたことをメモとして残しておきます。


弦楽器奏者のためのアレクサンダー・テクニーク講座

楽器を演奏すると、
・肩がこる
・腕・腰などが痛い
・息が苦しい
このような症状が出ている方は、体の使い方に問題があります。
日本では中国民族楽器を成人してから習う方が多く、また、体の使い方を教えるスキルがない指導者もいないわけではありません。

初心者にありがちなお悩みへのヒントや、経験豊かなベテランさんでも「知らず知らずのうちに」習慣化してしまっている《クセ》に気づいてフレッシュな演奏ができるよう、楽器を演奏する基本的な身体の使い方を見つけるレッスンです。
弦楽器奏者のためのカラダの使いかた教室 | 二胡専門店 徳絃社

「はじめの質問」を持っておく

 教師は、単に「質疑応答」だけでレッスンを構成してもよいのです。ですが、教師自身が「今日は、このことについて探求してみよう」ということを持っておくことが、役に立ちます。どう役に立つのでしょうか。いまはまだうまく言えません。

 ですが、何も考えを持たずに生徒さんをお迎えするよりも「何も質問がなかったら、生徒さんに向けてこんな質問をしてみよう」という考えを用意しておくと時間の節約になります。

調子はどうですか?
前回のレッスンの後、なにか変わったことはありましたか?
今日は、どんなことをやってみたいですか?

 こういう質問を投げかけてみると、はじめの手がかりを得られます。

「きょうの隠れテーマ」を設定しておく

 なにも隠す必要はないのですが、その日のレッスンにむけて「教師である自分自身が関心を持っていること」を持ち込んでゆくのも助けになります。

 ただ、あまりにもいきあたりばったりにするよりは、大ざっぱでも良いので年間計画のようなものを立てて臨むのが、実りあるレッスンを作ってゆくために必要なことだと思います。「今日はこれを持ってかえってもらおう」と思ってシナリオを用意しておくのが役立ちます。もちろん、脱線してもいいのですが、レッスンそのものを迷子にしないために「これだけは持ってかえってもらう」というテーマを自分の中に掲げておくようにします。

 もちろん、「隠れテーマ」にしておかなくてもいいので、堂々とカリキュラムとしてかかげておいてもいいものです。

 ちなみに、1月24日の隠れテーマは「『見る』を演奏に生かす」でした。

 ちょっと、そんなことを思ったので今後の自分のために書かせていただきました。

-ボクの体験談