バイオリンの演奏、特にバッハの無伴奏は過酷……
痛みとのたたかいでした。それでもやめようとは思わなかった。
おためしレッスンにやってきたDさん。ヴァイオリンの先生だけでなく、整体の先生にもアドバイスを受けて演奏のために探求しています。アレクサンダーテクニークの関連書籍も読んで自習されているほどですから、相当な読解力・忍耐力の持ち主です。お話を伺って、私が気づいたのはDさんの奥にある「音楽が好き!バイオリンが好き!バッハが好き!」という思いの強さなのでした。
今回の要点
- 本を書いた人や先生と、自分の言葉は意味が違うかもしれない
- 《頭が動ける》から始める
- 無意識の罠「痛みをみつけたい」ではなく「ラクなのはどっち?」
- 自分の好奇心、探求心を育てよう
「痛い」をやめたいときに思い出して欲しいこと
痛みがあったら、思い出してほしいことがあります。
それは何かと言うと「今していることは、何のためにしているの?」ということです。自分で自分に問いかけてみましょう。
「無理」が痛みを生む
痛くなるのは、自分になにか無理なことをさせようとするから痛くなるものなんです。からだのことでも、こころのことでもです。痛みを感じたらこう思ってみましょう「何か無理をさせてしまっているんだな」と。自分というシステムが正常に働いているからこそ、痛みという警告がきているんですね。うまく機能している証拠なのですから、痛みがあること自体は何も問題はありません。ですから、安心しましょう。
自分の身体を改めて見つめてみる
演奏で必要なことをするときに、自分の身体が動いて実現してくれます。人間の身体には、骨がいくつもあります。首の骨だけで7本。背中で12本、そのそれぞれに肋骨がつながっています。12個の背骨の下には腰の骨が5本……そんな具合で大小200個以上の骨が組み合わさって動くことができます。
人間の関節の数がいくつあるかご存知ですか?ざっと20以上思い浮かんだらイイ線いってます。ちなみに骨の数は200以上あるそうです。しかも、骨の形は1本ごとに違っていて、関節ごとに骨のふれあう形が違うので動きかたにも個性があります
*参考
人間の関節一覧 – Wikipedia
人間の骨の一覧 – Wikipedia
「ラクなのはどっちだろう?」で痛みは消えてゆく
《痛みがない動きがあるかもしれない》という可能性を思い浮かべてみましょう。首を固めたほうがラクなのか、固めるのをやめている方がラクなのか。どちらがラクでしょうか?
楽器を持ち上げる動作についても、同じような考え方をすることができます。
楽器を持ち上げるために肘に力をいれて動かしてみます。
次に、
楽器をどこへ向かって動かそうかを考えて、
楽器がどう動いたらいいのか動きのラインを思い描いて、
それをなぞるように身体全体をつかって楽器の動きについていくようにしてみます。違いに気づきますか?
どちらのほうがラクでしょうか?
どちらの動きがなめらかでしょうか?
やりたい動きに近いのはどちらでしょうか?
こうして、ひとつずつの動きを観察していきます。「どっちのほうがやりたいことをやれているか」を基準にしてみましょう。
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