大盛況!アレクサンダーテクニークは弦楽器演奏を変えますね!(学習会レポート第1報)
2015/03/15
2013年7月6日、わたしの大切な記念日になりました。
弦楽器を演奏する人にとって、これは必ず役に立つものだ!
そう思って、アレクサンダーテクニークを学び始めたのは2012年の夏。実際に教師養成コースに入学したのが同11月。そして、音楽家向けにアレクサンダーテクニークを教えるという日本初の(もしかしたら世界初じゃないかな)コースが2013年4月に始まったので、そちらへ転籍。そこからわずか3ヶ月で、弦楽器演奏を真剣に学ぶ皆様のための学習会を開催するところまでこぎつけることができました。
次もやりますよ!
講師をお願いしたバジルさんには、準備企画の段階から「なんとか第2回、第3回もやってもらえないですか?」とお願いをしてみました。かなりやんわりとお断りされました。きちんと理由があったようです。バジルさんはこのようなことを言いました(僕にはこう聞こえました)。
次からは、いちろーたさんが教えていったらいいんですよ。
いちろーたさんは、アレクサンダーテクニーク教師の資格取得に向けて勉強中だから、まだアレクサンダーテクニーク教師資格は持っていない。それは事実です。だけど、いまの学びや、これまでに経験してきたあらゆることを活かして、教えていくということは誰にも止められないことです。どう思いますか?
何をためらう必要があるんですか?こうして、弦楽器奏者のみなさんは、求めているものがあって、そういう人に向けて教えていくことをいちろーたさんが望むのなら、やったらいいんですよ。
と、会うごとに励ましていただいていました。
どんな学習会だったか
バジルさんのポリシー《応用超重視》と、学習会の狙い《楽器演奏に役立たせたい人の集まり》という一致が、学びの渦を激しく引き起こした!
今回の学習会の名前に現れていますが、《弦楽器演奏に役立つアレクサンダーテクニーク体験学習会》……このことを講師・バジルさんは、最大に尊重してくれました。
つまり、参加者が楽器演奏について抱えている悩み・望みを引き出して、そこにアレクサンダーテクニークの考え方を使ってみるということを時間の許す限り、全ての参加者に対して行っていこう!という進め方をしてくれました。
時間配分に現れた《応用・超重視》
バジルさんは、アレクサンダー教師歴1年とちょっとです。そして、ひとりの演奏を5分から15分、長い場合でも20分ほどでセッションが流れていきました。すごいことだなっておもいます。
3時間あるうちの15分たらずのイントロダクションで、アレクサンダーテクニークというものの効き目とはといういうものか。その原理を理解・効き目を体感するゲーム、そして、アレクサンダーテクニーク教師が生徒に対してどう関わっていくのかを極めて単純に説明しました。
弦楽器奏者が抱える悩みトップ5のことや、iPhoneアプリにスパムアプリがあるように《よいと思っていたことでも弊害に気づかず使い続けて今っている過去の経験や学びがあるよ》という話とか。いろいろありましたね。
このブログでも、学習会の内容について「受付事務をしながらも 気になったこと」について考えていってみようと思います。詳しくは別の記事にまとめていきますのでお楽しみに!
裏方として
学習会の企画、講師の選定、会場選び・下見、予算作成、当日事務や設営・照明・空調・救護、記録(録画・録音)、事後のフォロー……やることは、本当にたくさんありました。
個別のレッスンも今後しばらくは、積極的に生徒さんを受け入れていきます。アレクサンダーテクニークをわたしが学んで気がついたことを、丁寧にシェアしていきたいからです。そして、私自身が教える機会を増やすことでアレクサンダーテクニーク教師資格を得る時間を短縮するための経済的基盤を作るためです(ここ、笑うところです)
今回の学習会の録音や録画を編集しつつ、ブログやメルマガ、なにより、出席してくださったかたや、やむを得ず出席されなかった皆さんにもこの経験をなるべく生の形に近い状態でお伝えしていきたいと思います。
メルマガ登録がお済みでない方は、ぜひ登録してください。学習会参加者と同等の優遇が、これから先は得られるようになっていきますよ!