レッスン記録Mさん1回目(その3)〜バイオリンの音を出す前に何をしている?ふたつの助言でさらにステップアップ!

 テニスと室内楽の大好きなMさん、はじめてのレッスンもいよいよ佳境です。ここまでのことをまだ読んでいない方は、まず「その1」「その2」を読んでおいてくださいね。すでに読んだというかたも、読むたびに理解が深まります。何回でも読んでみてくださいね。
レッスン記録Mさん 1回目(その1)〜バイオリン演奏とアレクサンダーテクニーク「頭が動ける」ってどういうこと?
レッスン記録Mさん1回目(その2)〜「無自覚な習慣に気づく」でバイオリン演奏が変わり始める!

音を出す前に何をしている?

 Mさんが、楽器を体のほうへと運んで……音を出しました。が、ちょっと物足りないように見えました。そこで、ふたつの助言を順番にいいました。

何のために音を出す?

 いまは、レッスン中なのでお客さんがいるわけではありません。ですが、レッスンに来たということは、なにかを変えたかったはずなんです。なんのための変化を求めてレッスンに足を運んだのでしょうか?どんな演奏をできるようになりたいのでしょうか?どこでその演奏をするのでしょうか?その演奏は誰にきかせたいのでしょうか?

 そして……その作品は誰が作ったのでしょうか?どんな思いで作られた作品なのでしょうか?

 課題に取り組むときに、簡単に課題が解決することもあります。なかなか解決しない場合もあります。出口の見えないトンネルで迷子になりそうなとき、途中で投げ出したくなるとき……目的を思い出しましょう。「いま、こんなに苦労してまで取り組んでいるのは、何のためだっけ?」

 目的・夢・野望をいだいた人は強いですよね。

弓の毛を運ぶ

 もうひとつの助言は……「弓の毛を、弦に向かって運びましょう」ということです。

 これだけで、弓がMさんの腕・指の延長になったかのような、スムーズさ・一体感をもって動くように変わりました。

 Mさんとの次のレッスンは年があけてからです。いまから楽しみです。


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