いちろーたです。
今日は、ボクの体験談。
レッスンで重音をはじめて見てもらったときのこと。
「ほらほら、指がギュッてなってる。力を抜いて!」
先生はそう言うけど、指が勝手にギュッとなっちゃう。
力を抜こうとするけど、力を抜こうとすればするほど、余計に力が入っちゃう(泣)
ボクの師匠・カナメ先生は、すかさずこう言いました。
師「みんなね、指の押さえ方を勘違いしてるんだよ。知ってる?」
いちろーた「知らないです」
師「じゃあ説明しよう」
説明されたのは、
弦をおさえるときは《枠シッカリ・押さえはフワフワ》ということ。
うまくいかない人は《枠フニャフニャ・押さえガッチリ》でやってるということ。
《枠》とは、音程をとるための指先の置き方のパターン。
《押さえ》とは、指を指板に置くときの動かしかた。
《枠シッカリ》とは
まず音を取る時の、指先同士の間隔のひろげ方や狭め方を意識する。
《押さえフワフワ》とは
指が弦を押さえたり離したりするときの動きは《フワフワ・ヒラヒラした感じ》で動かす。
そして、それをマスターするための練習を教わって
毎日欠かさず30分間、練習の一番初めのウォームアップの練習として
1年間は続けたことを覚えています。
これだけでも、1年かからずに相当うまくいくようになりました。
それから10年以上経って、アレクサンダーテクニークのレッスンを受けた時に
「あなたは、もっと自由に動けますよ」と言われたんです。
そして、実際に
フィンガリングをブラッシュアップすることができました。
どんな考え方に変わったかをご紹介します。
《枠》とは、音程をとるための指先の置き方のパターン。
《押さえ》とは、指を指板に置くときの動かしかた。
《枠シッカリ》は、指先の置き場所を明確にしてから動かすということです。
《押さえフワフワ》は、指が指板に向かい、指板についたら止めるということです。
これを教わった感動をそのまま書いたのがこちらの記事です。
→ 【効き目No.1】いちろーたメソッド【指ふわふわエクササイズ】〜フィンガリングが軽くなる《弦ラク・エクササイズ 03》これであなたも脱力マスター YouTubeあり
これを、いまのボクにとってスムーズに動ける言い方で
一言で言い換えると《音を作る指が、行きたいところへ行く》となります。
今回紹介したのは、あくまでもボクにとってのスムーズに動けるやり方です。
迷わず動ける《自分へのお願い文章》を作る3つのルール
を使えば、誰でもこの言い換えができるようになります。
1. 動詞を使う
2. 主体と客体を明確化する
3. 肯定表現を徹底する
あなたにとっての、動きやすいやり方はどんなものでしょうか?
この3つのルールを使って、探し当ててくださいね。
迷わず動ける《自分へのお願い文章》の作りかたを学びたい方に……
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