「曲を仕上げるには、どうしたらいいですか?」Aさんのレッスンから(小学生、ヴァイオリン)

ヴァイオリンを学ぶ小学生Aさんから質問をもらいました。

いま通っているヴァイオリンの先生から
「次のレッスンまでに、この曲を仕上げてきてね」
と言われました。

仕上げるといっても、何ができたら仕上がったことになるのかがわかりません。

いったい何をすればいいでしょうか?

 みなさんなら、どうしますか?

《曲を仕上げる》ってなんだろう?

 《曲を仕上げる》ために必要なことがあります。それは「こんなふうにやりたい」と思えることです。

 どうしたら「こうやりたい」と思えるでしょうか。そのヒントを見つける方法を紹介します。

今回のエクササイズ「自分にインタビューしてみよう!」

 テレビや新聞の記者になりきって、マイクを持ってインタビューをしてみましょう。マイクを持ったふりでいいですよ!

Interviewed in Ginza - (Day 20 Holiday 2011)

Aさん、こんどの演奏でひく曲について聞かせてください!

なんという曲を演奏するんですか?
演奏時間はどれくらいですか?
どんな雰囲気の曲なんでしょうか?

「ここを聞いてほしい」というおすすめポイントはどこですか?

 たとえば、こんなふうに質問してみてくださいね。そして、こんどはインタビューにこたえる側に早変わり!

 演奏する人として、ちょーーカッコいいヴァイオリニストになりきって、記者さんにむかって答えてあげてください。

 熱心な記者さんは、ほかにも質問してくるかもしれません。たとえば……

ところで、その曲は誰が作曲したんですか?
その人の好きな食べ物はなんですか?

……などなど

演奏に集中できない!?

 さて、演奏する気持ちがわいてきたので、演奏を始めます。でも、あなたは何かが気になって演奏が始められません。どうにか演奏を始めても、やっぱり何かが気になって演奏が途中で止まってしまいます。

 さて、どうしましょう?

うるさい《記者》には出て行ってもらおう

 あなたが演奏しているときに、さっきのような記者があなたの耳元でささやきます。

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「あのー、いまの音は、あなたの先生の演奏とはずいぶん違うみたいですけど、なんでですか?」
「昨日のよるご飯は何を食べたんですか?」
「こういう演奏をしたら、あなたの先生はなんて言うと思いますか?」

 ……ああ、うるさい!

 こんな人が演奏中にでてきたら、演奏なんてやっていられませんね。「インタビューの時間はあとで作りますから、今は、黙って聞いていてください」といって追い払いましょう。ほら、また来た!「いまはあっち行って!演奏のあとで聞いてあげるよ」

仕上げるために3つの時間をつくろう

 ひとつは、演奏前のインタビューです。どんな演奏をしたいかを考える打ち合わせでもいいですね。

 ふたつめは、演奏する時間です。演奏をして、でてきた音を聞くだけです。「いい演奏だね」「先生の演奏とはちょっと違うんじゃない?」おっとっと!感想を言い合うのは、演奏のあとのお楽しみにとっておきましょう。

 みっつめは、演奏後のインタビューです。ニュース記者の出番ですよ!演奏してみてどんな気持ちだったかを、記者になって自分に向かって質問してみましょう。そして、お客さんとして聞いていた感想を自分へ伝えてあげましょう。

「いまは演奏する。批判はあとで」

 演奏しているときに、うまくいっていないと感じる原因は、突き詰めると「演奏」と「批判」を同時にやろうとすることに始まっていることが多いです。

 「いまは演奏する。批判はあとで」

参考になる本


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