社会人2年目の皆さんへ……
「そんなに大事なことなら、最初に言ってよ〜!」
ってことありますよね。この一年でたくさんそういうこと、あったんじゃないでしょうか。
たとえば、自分の教育担当者から「わからないと思ったら、なんでも聞いていいよ」って言われたけど……
話しかけていいのは、いつ?
なんて言って話しかけたらいいの?
こんなことで話しかけてもいいの?
……とか。
自分では疑問だとも気づいていないモヤモヤした疑問のタネみたいなものを、どうしたらいいのか……みたいなこと。
実は、このささやかな疑問に気づいて解消していくことこそが仕事における『底力』です。
バイオリン演奏のレッスンでも同じことがいえるんです。
レッスンを受ける側として「レッスンを上手に受ける方法」つまり、学ぶための『底力』を身につけることが大事。
別の言葉でいうなら『質問を作り出す力』ですね。
これを鍛えていくのが《習いごと》の意味であり面白さだと思います。