「もう、無理……」からの再生☆いちろーたのストーリー(1)

2016/10/14

いちろーたです。おはようございます!

体調を崩しているあいだに考えたことを書いてみようと思った朝

こちら府中では朝焼けがキレイでした〜。

晴れてきた!おはようございます!

Ichiro Ishikawaさん(@ichiro_)が投稿した写真 -

じっとりとまとわりつくような風とともに。

Ichiro Ishikawaさん(@ichiro_)が投稿した写真 -

さて、だいぶ元気になってきました。
9月の下旬から、珍しく体調を崩していたのですよ。
寝込んでいて考えました。

色々あったなー、と思い出してました。

いや、ほんとに高熱出して1週間近く寝てばかりいたんで、
かなりマイナス思考になってたんですよ。

で、少しでも慰めが欲しくてアンケートを読んだり、
レッスンの申し込みとか、イベントに参加してくださった人のメールを読み返してました。

バラエティに富んだお悩みの数々。

でも、よくよく掘り下げて行くと共通点が見えてきました。

いちろーたと、相談しに来る方の共通点とは

不思議なことに、
お問い合わせを下さる方というのは
私と似た経験をされていたんです。

主に3つ。

【楽器のための時間がとれない】
【痛くて練習できない】
【練習しているのに、上達しない】

かつて苦しんだボクの再生ストーリー(1)

【楽器のための時間がとれない】

まず、家庭の事情。
主に父の介護に始まる、家族間の変化。

次に、仕事の事情。
会社の仕事は自分がいなくても回ってしまうということ。
そこから変に自分を追い込んで体も心も壊してしまった。

それからは職場を転々として、
自分が働く意味も見失ったままでした。

気がついたときには
楽器をやる時間がなくなっていました。

楽器を演奏する気持ちよさから離れてしまい
音楽が好きといういうことさえも
忘れてしまっていました。

ある日、ふと気づきました。

「あれっ?そういえば最近バイオリンひいていなかったな……」
「最後のケースを開けたの……1年前だ」
「でも、演奏する機会なんて無いよな」

「……このままバイオリン、やめちゃおうか」

「いや、それ無いわ〜!」
「だって、好きだから!」

と思って、どうにか時間を作るようになっていきました。

Twitterのオーケストラ「粒オケ」の演奏会・練習に参加するために
職場の昼休みに練習をしたり
仕事を終えて深夜に帰宅してから
寸暇を惜しんでコンチェルトをさらったり
と、情熱を取り戻していきました。

「やっぱり好き」

これだけが、バイオリンをどうにか手放さず
持ち続けさせてくれました。

「やめようかとも思ったけど、やめられない」
「やめてみたけど、戻ってきた」
「だって、やっぱり好きなんだもん!」

そう思って、
なんとか時間をひねり出せるようになっていきました。

時間なんて無い、って思っていたボクが
また楽器を手に取ると思えたのは

【やっぱり好き】

この気持ちを認めることだけ。
これだけでした。

自分の気持ちに気づいて、
その気持ちを表現すると決める。
どうやって表現するかを選ぶ。

こうして再びバイオリンを手に取ることが出来ました。

やりたいという気持ちに火を灯すのは
結局のところ自分自身でしかないと思うようになりました。

僕の場合は
「自分の気持ちよさ」と
「練習している姿を見たり、演奏に触れたりするだけで喜んでくれる人がいる」
ってことを思い出せたことがキッカケだったんだと思います。

よくよく思い出すと、
これってバイオリンをやりたいって思った時の原点と同じかなと思います。

「バイオリンって、なんかいいよなー」って憧れと
「お前も一緒にやろうぜ、なあ?」っていう先輩からのお誘い。

この2つが合わさって
「バイオリン絶対やる!」っていう覚悟になって、
「バイオリンやるから応援して!」って親にお願いしました。

親への本気のおねだりはコレが初めてでした。

再起を可能にしたのは「自分の気持ち」と「周りからの後押し」

「もう無理……」っていうところまで落ち込んだとしても
「バイオリンがやっぱり好き」ということさえ思い出せれば
また楽しめるようになると思うようになりました。

でも、それはひとりでは出来ませんでした。
周りからの働きかけが必要でした。

先輩からのお誘いだったり、
Twitterで出会った仲間との出会いだったり、
ボクがバイオリンを持って駆けずり回ることを
心から応援してくれる家族の声だったり。

そんなわけで、ボクは応援したいのです。

「バイオリンは好き。けど……」
「何が悪くて辛いかがわからない」
「だから、バイオリンやめたく無いけど、もうやめたい。でも、やっぱり諦めたく無い」

というお悩みの苦しさは
少しはわかるつもりです。

バイオリンは好きだ!

でも、痛いのはイヤだ!

という未解決のお悩みがあったら、
打ち明けにいらしてくださいね。

どんなふうに解決に向かうことができるのかというと……

僕の場合は、
楽器を構えるその時に、
自分で自分を苦しめる動き方をしているんだってことを教わって、
「あっ、コレのことか!苦笑」
「うそー、構える時だけじゃないじゃん!笑」
「うわー、こんな時にも自分で自分を《やりづらく》してたのかい!!笑」

という具合に、
自分がやってる事が、
実は役に立つどころか
邪魔してるってわかるようになったのですよ。

そしたら、
いままで苦しんでたはずのことが可笑しくなって
笑いがこみ上げてくるようになっちゃいました。

そこからは、イロイロと変化がスピードアップしました。

自分のやってることがうまくいかないってときに
それを笑い飛ばせるようになったら、
そりゃ強いでしょう。

【自分のやってることを知る】

ってのは、なんか難しそうに聞こえるけど
本当はカンタン。

「えっ!?俺そんなことしてたの?!知らなかった!」

って、ただ驚いて笑ってしまえばいいだけでした。

そのためには、《鏡》が必要なんだよね。

もちろん、リアルな鏡でもいい。

録音したものを聞くとか
録画したものを見るとかも
《鏡》を使うのと同じような効能。

あとは、他人の力を借りると早い。

そのとき、どんな人の力を頼るかがすご〜く大事。

あなたの丸ごと全部をみて、
建設的な意見を差し出してくれるような人。

そんな人に巡り合えると幸せですよね。

でも、やっぱり一番大事なのは、

あなた自身が何を望んでいるか、です。

これさえクッキリと、ハッキリと
持ち続けられれば、

あとの、あなたの周りにあるものは
全部、その望みを実現するための応援グッズに早変わりです。

バイオリン応援団っていうのは
そんなグッズ(というかコミュニティかな?)の
ひとつでありたいと願って名付けました。

見えない気持ちをカタチにする相談会《お悩み解決ファクトリー》

というわけで、
どうしたらいいかわかんないようなお悩みも
とりあえず打ちあけてみると
それだけで解決に一歩どころか二歩くらい進みます。

10/13は大阪でそんな相談会をやる予定です。
参加費は「お気持ち制」です。

※お気持ち制のことは、申し込みページに説明を用意しました。
興味があれば読んでみてくださいね。

《お悩み解決ファクトリー》in大阪・梅田の詳細はこちら

「お気持ち制」の説明もこちらからどうぞ。

大阪では11/2と3にもセミナーを開催します。

11月はどっちかというとカラダの仕組みと構え方をメインに
気持ちよく演奏するためのヒントと実践をその場で試してもらいます。

東京では、セミナーも相談も随時開催してます。
どんなものを開催しているかは、こちらのイベント一覧ページを読むとチェックできます。

どんどん使ってくださいね。

(結局宣伝してます♪)

-ボクの体験談