みなさんは考えたことがありますか?
「どうして楽器の持ち上げかたが変わったら、構えた形が同じなのに、出てくる音が違ったんですか?」
みなさんは、どうお考えになりますか?
みなさんなら、どう答えますか?
いろんな答えがあっていいと思います。
レッスンの現場では、生徒さんと教師のあいだに、言葉だけではない、さまざまなものを通して学びが生まれていきます。
生徒も教師も、言いたいことがあるときに、うまく言葉になるときもあるし、なかなか言葉として出てこない、あるいは言いたいことを表せる言葉がすぐには見つからないと思うこともあります。
でも、それでいいのだと思いました。
きのうは小学5年生のバイオリニストAさんと私とのレッスンがありました。
Aさんはレッスンの終わりにこんな質問をくれました。
「バイオリンの持ち上げかたを変えたら、構え方が同じだったのに、音が変わったのはなんでですか?」
僕はこう答えました。
「ほんとうだね!なんでだろうね?おもしろいことに気がついたねー!!」
僕は、見た目が同じなのに実際には違う性質を持つものをいくつか探してみました。
ひとつを選んで、こう切り出しました。
「Aさん、砂場で遊んだことあるかな?」
Aさんは(うん)とうなづきました。
「じゃあ、《落とし穴》って作ったことある?」
Aさんはいたずらっぽい笑みを浮かべて(うんうん)とうなづきました。
落とし穴を作るとき、見た目では穴とはわからないように作ります。
でも、特別な機械を使って調べたり、よくよく丁寧に見てみると、落とし穴を隠した地面と、ほかの地面では違いがわかっちゃうよね?
…そんな話をしました。
「いまはよくわからないけど、持ち上げかたを気をつけたら音が変わったんだよね。だから、これから、どうして音が変わるのか、どんな音が出せるようになるのか、いっしょにバイオリンを勉強していきましょう」
こうしてAさんとぼくの知的な探検が始まりました。
すてきな探究心に万歳!!!
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