開催日 2013年10月19日(土曜日)
弦楽器奏者のためのやさしいカラダの使い方セミナーをおこないました。
参加者は2名。朝10時に始まり、昼休み1時間をはさんで、夕方の16時まで弦楽器の演奏について、考えて、実際に演奏してみるということをおこないました。
写真はセミナーの時に板書したものです。何回かにわたって、説明する記事を書いていきます。今回参加されなかった方にも、このセミナーでの学びをちょっとでも分かち合えたらいいなと思っています。
今回のテーマ「シンプルにしよう」

弦楽器の演奏について、わたしたちは、たくさんのことを知っています。はじめて楽器を手にした時から、いままで、いろんな人からアドバイスを受け、自分でいろんな工夫もしてきました。それらのすべてが、いまの技術として身についていて、必要なときに取り出して使うことができます。
ですが、学んできたことが多いために、演奏するときの自分にとっては「複雑すぎて、思い出しきれない」ということもあるのではないでしょうか。たとえば、ヴァイオリニストが楽器を構えて演奏するときに、どんなことを思っているでしょうか「となりの弦に触れないように、弦と毛の角度はこれくらい、腕の重みを弦にのせて、弓を動かすときには腰を入れて、音は潰さないように、楽器を下げないように持ち上げて、……」などなど。
この複雑さをときほぐして、簡単に自分の面倒を見てあげるためにできる最初のことが「観察」することです。観察はだれでも簡単にできます。
3つの質問からはじめる、簡単な自己観察の方法
観察をするためにやってみてほしいことは「自分に問いかける」です。どう問いかけたらよいのでしょうか。はじめに試してほしいのが、次の3つの質問です。
あなたは、いま、どこにいる?
あなたは、いま、なにをしている?
あなたは、いま、それをどうやっている?
折にふれて、この3つの質問を使いましょう。
使いかたは簡単。なにかに気づいたときに、この3つの質問を自分に向かって問いかけるのです。
はじめは、《動き》に着目してみましょう。何をしているか、どうやっているかを自分に問いかけるときに、「何をうごかしているか」「どう動かしているか(前?後?上?下?)」ということから答え始めてみましょう。それでオッケーです。
3つの質問に推進力をあたえる究極の質問《何のため?》
3つの質問を使ってみると、「いま、ここ、じぶん」ということを簡単に観察できることがわかります。ですが、「いま、ここ、じぶん」に深入りしすぎてしまい、その場から身動きが取れなくなる場合も出てきます。
3つの質問を使いつつ、もうひとつの質問《何のために?》も使ってみて欲しいのです。より基本的な、根源的な質問です。この《何のため》は、3つの質問とともにつかうことで、自分自身を前進させる力を、自分自身から取り出すことができるようになります。
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