オーケストラの弦楽アンサンブルで「何から手を付けたらいいかわからない」ときに思い出して欲しいこと……
2014/01/27
・タテが合わない
・表現の抑揚が合わない(アクセントの度合いとかも)
・音の始末がバラバラ……
オーケストラで演奏するときに、いろんな悩み事ってありますよね。
どれから手を付けたらいいかわからない。
そんなときに、ひとつアドバイスがあります。
すごく簡単なことです。
弓づかいをあわせる
ということです。
アップ?ダウン?
弓先を使う?弓元を使う?
どれくらいの速さで動かしている?
駒寄り?指板寄り?
音をどれくらい伸ばしている?
音をつなげている?切り離している?
こうしたことを、トップにあわせましょう。
それをやってみてから、指揮者の要求やトレーナーの指導を思い出しながら「どんな弓使いが適切なのだろうか?やりやすいのはどれだろうか?」と考えてみましょう。
パート内だけでなく、パート間でもなるべく揃えてみましょう。
見ている側としては、弓使いが揃っているだけで強烈な印象をうけるものです。
もっとも、それを逆手にとって、《弓使いがバラバラなのに、音がぴったり合っている》というパフォーマンスをする団体が現れたらおもしろいでしょうね。