練習嫌いな人に贈る《難しい曲をひけるようにするために大事なこと》……どんな意図を込めるかということ(演奏と練習では何が違うのか?)
2016/05/21
難しい曲をひけるようにするために大事なこと
難しいことをできるようにするには、「わかる」ことです。
わからないのに、やることはできないです。わからないままやろうとするから、できないのです。わかるためには、やりたいことをはっきりさせて、そのための情報を集めましょう。
「わかるためにやる」のが練習
「とにかくやってみよう」
「でも、どうやろうかな」
「じゃあ、今わかってるとおりに指を動かしてみよう」
「わかってる通りの音楽をやるために、指を動かすことが間に合わないことがあっても許そう」
「出てくる音がどんなものでも、○小節目までは続ける」
「そのあとで、出てきた音がどうだったか振り返ろう」
という事でもいいんです。
「こうやりたい」意図をもちましょう
問題がどこにあるかというと、「やりたいか/やりたくないか」……いいえ、「やるか、やらないか」です。「やる」と決めた後に、「どうやりたいか」という問題にはじめて立ち向かうことができるようになるんです。
音を出すときは、常に本番である
私の音楽の先生はこのように言っています。
私が思うに、この真意は「音を出すときには《意図》を込めなさい」ということではないでしょうか。