チェロ:「左手首をいたわりながら、それでも演奏したい」(大賛成です!思う存分楽しみましょう)

2015/03/15

昔やっていたチェロを再開させました。

きっかけは、街角で聞こえてきた素敵な音色。
やっぱり自分でも演奏したい!

アンサンブルグループや個人レッスンを受けながらチェロを楽しんでいるけれど、あちこちが痛くなるし、周りに比べると上達が遅い気がする。

医者にいうと、なんでも「加齢によるドーノコーノ……」で片付けられてしまうのが不満です。でも、いったいどうしたらよいのやら。

 というチェロKさんが、私のグループレッスンにお試し参加をしてくださいました。ありがとうございます。ようこそいらっしゃいました!

今回の要点

  • 「私はチェロが好き」その喜びを味わう
  • 人は生まれてから死ぬまで成長し続ける
  • 痛みは「変化」を促すサイン
  • 「どう動けるか」を再発見する

 レッスンは、お話を伺うことから始めました。チェロの教室に通い、アンサンブルグループで、温かい仲間たちに囲まれているのに、どうしてわざわざ、バイオリン応援団☆いちろーたのレッスンを受けてみようと思ったのか……。

「私はチェロが好き」その喜びを味わう

 Kさんが出会ったチェロ、習いはじめたものの、事情があって家の片隅で眠ったままになっていました。そして、チェロを弾こうという思いさえ忘れてしまうほど何年もたったある日、街を歩いていて聞こえてきたチェロの音にKさん、さまざまな思いがあふれ出しました。

私はやっぱり、チェロを弾きたい!

 この思いこそ、上達のエネルギーです。いちばん大切なことです。「いろいろあるけど、やっぱりやりたい」この思いは止められません。

 自分にはやりたいことがある。素晴らしいことです。キング牧師も言っていました。

I have a DREAM!

 すべては、自分の抱いた思いから始まります。さあ、始めましょう。

いちろーたはこう思う

 構え方、姿勢はからだのことだけではないですね。こころの構え方、心の姿勢という目にみえないことこそが、Kさん自身を動かしています。

 ココロとカラダは、切り離すことができないものです。ココロの動きは体の動きとして、必ず現れます。どんなに小さな変化も必ずあります。あるのは、気付くか気づかないかという、繊細さの違いです。

アレクサンダーテクニークによって楽器演奏を極められる理由

 アレクサンダーテクニーク教師たちは、生徒さんのやりたい事のためなら、身体の動きのどんな小さなことであっても、やりたいことに役立つように変える提案をします。私は、そうした教師たちから観察・分析・提案のための自分の働かせ方、生徒さんとのふれあい方を学んでいます。

 体と心は不可分であるゆえに、身体の動きが変わると、心の動きも変わります。その相互作用によって、身も心も上達に向かって動き始めるようになります。

-レッスン復習ノート