こんにちは、いちろーたです。
今日は、意外と見落とされがちな 松脂の使い方のコツについて。
バイオリンやビオラを弾いている方なら、一度はこう思ったことがあるはず:
「どのブランドの松脂が一番良いの?」
もちろん、ブランドごとの特徴もあります。
でも——それよりもまず見直すべきことがあるんです。
それは、松脂の塗りかたと弓の毛の状態です。
松脂チェック:でこぼこしていない?
まずは、今お使いの松脂を見てみましょう。
松脂の表面がでこぼこしていませんか?
もしムラがあったら、それだけで音の立ち上がりやアーティキュレーションが不安定になります。
弓の毛全体に、均一に、薄く塗る。
これだけで、弓の反応がずっと良くなります。
弓の毛チェック:黒ずんでいない?
次に、弓の毛を見てみましょう。
黒ずみや、ところどころ松脂がダマになっている場所はありませんか?
これがあると、音の透明感が失われます。
毛はクリーニングするか、必要なら張り替えることも考えてください。
実はここを見ると「ボウイング技術」もわかる
松脂がきれいに塗れているか。
毛がきれいに保たれているか。
これだけでも、弓の圧・速度・接点コントロールができているかが、ある程度わかります。
逆に言えば、松脂や毛の状態が乱れているときは、たいていボウイングの基本に乱れが生じています。
松脂は「どう使うか」がすべて
もちろん、ブランドの違いはあります。
でもその前に:
- どう塗るか
- どんな状態を保つか
- その松脂の特性をどう活かすか
ここに意識を向けたほうが、音ははるかに変わります。
まとめ
松脂ブランドにこだわる前に、あなたの弓と松脂の状態を今日チェックしてみましょう。
- 松脂はきれいに塗れているか?
- 毛はきれいに保たれているか?
そこから、ボウイングの改善も、音色の変化もスタートします。
「塗りかたこそ、最強の松脂選び」かもしれませんよ。
追伸
もしご希望があれば、「松脂の塗り方」や「弓の毛のお手入れ」についても、また記事にしてご紹介します。
ご興味ある方は、ぜひコメントやメッセージで教えてくださいね。
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