バイオリン応援団☆いちろーたです。
「逞しき楽観主義」
僕の師匠が、僕がまだ10代の頃に教えてくれた言葉です。
目の前のことに一喜一憂するのではなく
悠然と見下ろして
希望を抱いて進むのだ
そんなふうに語ってくれました。
当時は何のことだかよくわかりませんでした。
いまは、少しだけわかった気がします。
挨拶をして返事があったりなかったり
電車の中で座れたり座れなかったり
演奏して拍手されたり無反応に見えたり
悠然と見下ろして
ひとつひとつの出来事を
「悠然と見下ろして」
というのは、無視するのではないんです。
気づかないふりでもなく
忘れるために何かに没頭するのでもなく
何が起きているかを全部受け取る
そのうえで、自分の決めたことをやり続ける。
ということなのだと理解して、いまは実践しています。
「出来事をただ受け取る」v.s.「いちいちリアクションする」
このとき「出来事を全部受け取る」だけであって
「出来事ひとつずつにリアクションを返す」
というわけではないのがミソです。
「何かしなきゃ」
ではなく
「何するかを決めてから、やる」
と決める。
そうやって、自分を動かす自分を育て続けています。
●今回の質問
あなた自身を、どんな自分に育てあげようとしていますか?

何かに気づいたとき、そこに目を向けてもいいし、目を向けなくてもいい。「選択する自分」に気づくとどんな変化が起きるだろうか?