「練習不足」から抜け出すために、僕はこんなに小さなコトからスタートしたよという話
2018/05/20
バイオリン応援団☆いちろーたです。
メルマガバックナンバーを、時間差でブログに公開しています。
「練習不足」って、どういうこと?
練習不足から抜け出したいなら、まずこの質問にこたえるところからスタートしましょう。
「練習不足なんだよなあ」というのは、練習しているわりに上手くならないということでしょうか?
それとも、練習すればうまくなるとわかっているのに、その練習をしなかったということでしょうか?
まさか、もしかして、
「いつの間にか楽器に触らなくなっていた」
ということでしょうか?
練習してもうまくならない場合
練習してもうまくならないなら、練習の仕方を変えましょう。
練習すればいいとわかっているのに、練習しない場合
練習すればうまくなるとわかっているのに練習しないのは、そんなの知らんわ!!
好きにしてくださいな(^^)
練習する時間がどうにもない
いつの間にか楽器に触らなくなって
「そういえば1年間楽器にさわっていない」
というのなら、けっこうしんどい状況に置かれているのではないかと、勝手に想像します。
かつての僕がそうだったから。
練習時間ゼロから抜け出す《はじめの一歩》
「1年以上も毎日練習時間ゼロ。楽器があることさえも忘れていた」ということに気づいたある日、バイオリン喪失症(いちろーたが勝手に命名)から抜け出すためにやったことをご紹介します。
楽器ケースを開けて
ひと目でいいから楽器を見る
これだけをやると決めました。
仕事場から帰ったら夜中の2時。
ケースを開けました。
そこには何事もなかったかのようにバイオリンがありました。
疲れていたことも忘れて
弓を手に取り、夢中になってバイオリンを弾いたことだけは覚えています。
どうやって片付けたのか、その後の記憶がありません。
夜明けとともに起きて仕事に出かけました。
帰ってきたのは、また夜中の2時。
それでも
「楽器ケースを開ける。ひと目でいいから見る」
と自分に言い聞かせて
「そうだ、見るくらいはしよう」
とケースを開けるのでした。
本当に開けて閉めるだけの日もありました。
「バイオリンが好きだ!」
という気持ちを具体的な行動に転換したからでしょうか。
その日以降、仕事への意欲が湧くようになりましたし、バイオリンの演奏機会にも再び恵まれるようになりました。
いまでも、ケースに触ることさえできない日があります。
そんなときはこう言い聞かせています。
「この『好き』を、どんな行動にして表現しようかな?」
今回の課題(いちろーたからの贈りもの)
「好き」を行動に変える。
(えっ?そんなに簡単なこと?って笑っちゃうくらい簡単なことね)
例)ケースを開けて、楽器をひと目見る。