
バイオリン演奏で手を使わない人はいません。
あなたは、手のためにどんな努力をしていますか?
メニューインはバイオリンのことを触覚の楽器とさえ言っています。
バイオリン奏者は、みんな演奏技術を高める努力をしています。でも、その技術を具現化する《手の使いかた》に時間と労力を投資している人がどれだけいるでしょうか?
ストレッチ、筋トレ、エチュード、音階練習……
さまざまなテクニックを習得する過程で、余分な習慣も身についているという自覚はありますか?
たとえば、弓を持つ前から、手のカタチが弓を持つフォームになっている。
たとえば、楽器を持っていない時も、持っている時と同じように背中を反らせ、胸を張ってアゴを引いている。
思い出してみていただきたいのです。
ほんとうに必要なことだけを、自分の意志で選んでおこなっているでしょうか?
楽器を本当に演奏したいのか。
その時は、本当に、いまなのか。
目の前にあるあなたの楽器は、いまはどんな状態なのか。
あなたの楽器と、あなたが近づく時、どうやって触れあいたいのか。
触れた時に、何が伝わってくるのか。
それをどれだけの時間をかけて味わうのか。
手のなかにある楽器から、どうやって音を取り出すのか。
楽器が自分の体に置かれる時、どこにあって欲しいのか。
そのとき楽器は、どんな通りみちを通って自分のところへ来るのか。
楽器が動き始めたとき、触れているあなたの体は楽器にどうやってついていくのか。
こうして、弓の毛が、弦にふれるまでに、あなたは何をしているでしょうか?
自分のしていることを、自動的な習慣として行うのは、ある意味でラクです。
しかし、それは表現とは異質なものです。
演奏とは、表現です。
習慣ではなく意志によって作られるべきものであるはずです。
あなたの「練習」は、何を作るためにおこなっていますか?

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