アレクサンダーテクニークの正しい学びかた(愚痴を前向きに変換するには?)

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 本当は「正しい学び方」なんてありません。ただ、「学びたいことを、最大限に受け取る方法」というのがあるだけです。

 自分が向かう目的に近づくために、あらゆる手段を使う。そのひとつがアレクサンダーテクニークを学ぶ、あるいは、自分の専門とする領域(私の場合はバイオリン演奏に関わること)について学ぶということだと思っています。

 学ぶことは、マネから入れといわれます。別の言葉で言うと、自分が見たことに関して、自分自身の判断を留保するということといえるのではないでしょうか。いたずらに判断をくだすのではなく、ともかく受け入れる、受け止める。あるがままを、ただ見る……。

 そのうえで、さまざまに沸き上がってくる自分の思いつきを、自分のやりたい事のためにどう生かせるのかを試していけばそれでいいのだと思うのです。

なんでこんなことを書いたかというと……

 アレクサンダーテクニーク教師養成コースのある日のクラスを終えて、ある人から話しかけられました。よくよく話を聞いてみると次のような意見の表明でした

あの人の、こういうところがよくないので、他の人にオススメできないと感じた。期待はずれで残念だ。

 これを聞かされた私は、まず「この人は、自分がやりたいという情熱が強いんだなー!すごいな!」と感心しました。なので、ひたすら「そうでしたか!」「そう感じたんですね!」とひたすら聞き、受け止めようとしました。

 その裏で、次のような思いが湧いてきたことも事実です。

なんだろう。
よくわからないけど、もったい無い気がする。
せっかく、さっき見たことを自分のやりたい事にどう活かそうかということだけを考えようとしないのは、何が原因なんだろう?
この人の、どこを変えてあげたらいいんだろうか?

 で、思いました。

「どこを変えたらいいんだろう」なんてのは、僕の仕事じゃない。
この人の言ってくれていることを、自分のために使うにはどうしたら良いか考えよう。
きっと、そのための大事な材料を提供してくれているんだ

 「教師の仕事は、学ぶ環境を整えること。人を変えるのことではない」ということを、改めて思い出してすっきりしたのでした。

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