「自覚なき酔っぱらい」自分のやっていることをわかっていない人(お正月・特別に長いロングバージョン)【ばよラボ通信】2015-01-02(その2)

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動きを磨くバイオリン教師
いちろーたです。

「自分が何をしているか、わかっていない」について。

「自分が何をしているか、わかっていない」

という状態を良くも悪くも「酔い」と言います。

せっかく酔うなら、良い酔い方をして楽しみたいものです。

さて。

楽器の演奏も、周囲から浮いて、自分の世界に入り込んでいる人のことを
「自分の演奏に酔う」と言ったりしますね。

酔い方は他にもあります。

↓こんな人を見たことはありませんか?

大観衆の前でステージに上がっているのに、
自分や楽譜のことばかり見えている人。

これも、「酔っぱらい」の一種です。

さらに、

自分の演奏が、どんなことになるか、
その冒険を楽しみにしてくれている観衆・聴衆の存在を
無視したり、忘れたりしてしまっている人も「酔っぱらい」です。

観客無視・聴衆無視という没頭型・没入型の酔っぱらいは、
どんな状態であるにしても、独りよがりという悪い酒癖の一種で
あまり褒められた酔い方とはいえないですよね。
「自己陶酔」ともいいますし。

この他にも、

「どうせわたしなんか、聞いてもらう価値なんてないのよ」とか、
自分を卑下したり貶めたりという愚痴・卑屈型の酔っぱらい

考えていることといえば”間違えたらどうしよう”という、心配性・悲劇のヒロイン陶酔型は
度を越すと自分で自分を脅して行く道を塞いでしまう脅迫型の酔っぱらいに成長してゆくこともあるのではないでしょうか。

ともかく、いろんな酔っぱらいがいますよね。

あなたは、演奏の時に、どんな酔い方をしていますか?

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