バイオリン奏者のための【世にも奇妙な脱力エクササイズ3編】

2014/04/22

脱力するための奇妙なエクササイズ3つ

 どうしても脱力したいひとのために、遊び感覚でできる《ちょっとバカげた》エクササイズを作ってみました。くれぐれも事故のないように注意してくださいね。

その1「《腹筋》しながらひく」
 危険度★★★★★
 難易度★★★★★
 脱力わかりやすさ★★

First Sit-Up

 腹筋運動ってありますよね。腹筋運動をやりながら演奏してみましょう。

 腹筋運動が苦手な人は、「反復横跳びしながら演奏する」とか「踏み台昇降しながら演奏する」でも構いません。

 ちょっと前に流行った、ビリーズブートキャンプのDVDを見ながら、そのエクササイズをやりながら楽器をひいてみるとどんなことがおこるでしょうか?

その2「寝転んでひく」
 危険度★★
 難易度★★★
 脱力わかりやすさ★★★

Lazing about

 きれいな床、ベッド、ふとん……どこでもいいです。寝転んでバイオリンをひいてみましょう。バイオリンの他にも、ヴィオラや二胡なら何とかできます。

 チェロやコントラバスの場合は壁にエンドピンをさして、楽器を誰かに支えてもらう必要があるかもしれません。ですが、無理は禁物です。

その3「ソファーに身体を埋もれさせてひく」
 危険度★
 難易度★
 脱力わかりやすさ★★★

Lucas attempts the lying down game

 ソファーがあるなら、ソファーの背もたれに体を預けてひいてみましょう。

 座るのではなく、ソファーに体重をすべて預けてしまいます。その状態で楽器をひいてみましょう。

★の数について

危険度
そのエクササイズをやるときに、楽器が危険にさらされる度合いです。★が多いほど楽器が危なくて、★が少ないほど楽器は安全です。
難易度
そのエクササイズをしながら楽器を演奏することの難しさです。★が多いほどエクササイズしながら楽器を演奏するのが難しくなります。★が少ないほど、複雑な演奏ししながらでもエクササイズがやりやすくなります。難易度の高いエクササイズをやるときは、まず開放弦からはじめましょう。
脱力のわかりやすさ
そのエクササイズをしながら楽器を演奏することで、演奏のために使う動き・力の使い方と、エクササイズのための動きと力の使い方をどれだけ区別しやすいかを表しています。★が多いほど、エクササイズに使う力が大きいので、楽器演奏にどれだけの力を使っているのかを体感するのが難しくなります。★が少ないほど、エクササイズに使う動きや力が小さくなるため、楽器演奏にどれだけの力を使えばいいのかがわかりやすくなります。

ばかげてる?!いいえ、意味があります!

 どんな意味があるかは、やった人だけにお伝えしようと思います。みなさんのチャレンジした感想を是非Facebookにお寄せくださいね。お返事します。それぞれのエクササイズにある★の数が、そのヒントです。

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