【6月は座奏月間】どっちのほうが上手く演奏できますか?座奏と立奏♪

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あなたは
楽器を演奏するための座り方をどのように教わりましたか?

いつごろ、誰から、どう教わったでしょうか?

その時教わった座り方は、今でもそのまま演奏に役立っていますか?

いちろーたです。

ボクは、かつて教わった座奏の時の注意点は、そのままでは使っていません。
いまの座り方は、3年前に学んだ、新しい方法です。

この座り方をご紹介するのが
《6月・座奏月間》
です。

もうすぐ6月。

学生オケやカルチャースクールなど、
新年度を区切りとして楽器人生を新たにスタートさせた人達にとっては
楽器の持ちかたにもようやく慣れてきた頃です。

学生オケであれば夏のコンサートでのデビューに向けて、
合奏などに参加し始める時期ではないでしょうか。

オーケストラなど、合奏に参加すると、
イスに座ることになります。

あなたはイスに座ることで悩んだことがないかもしれませんが
じつは、《イスに座って演奏する》というのは
めちゃくちゃな無理難題です。

楽器を教わったとおりに持つだけでも苦労していたのが、
立つのと、座るのとで、身体の姿勢が変わってしまって
同じように楽器を支えられない……そんなことはなかったですか?

ボクは、はっきり言って、苦しみました。

「自分では姿勢は悪く無い」と思っていたのに
先輩から「もっと楽器を上げて!」と言われてばかりいましたし、
さらに「もっと胸を張れ、顔を上げろ!」とも言われていました。

ところが、これが、やりたくてもできないんですよ。

実に悩みました。

座っていると演奏しづらい。
悩んでいるうちに、たって演奏している姿勢も腰が痛くなってきて
何がわるいのか、すっかりわからなくなっていきました。

では先輩たちは、座り方で悩んでいなかったかというと
そうではなかったんです。

「このイスは、座面が前傾していて演奏しづらい」
「このイスは、低すぎる」
「このイスは、柔らかすぎる」

先輩から教わった座り方を忠実に守っていたボクも、
先輩が座りづらいイスに座ってみては

「ほんと、このイス座りにくいっすね〜」

と同調していました。

でも、3年前に座り方が変わってからは
イスを選ばなくなりました。

「なんで、こんなイスしか無いんだろう?!」
と嘆く必要がなくなりました。

先輩が座りにくいと言っていたイスでも

「ああ、あの座り方だったら、こんなに前傾した座面では座りにくいだろうな」

と、納得しながら

「あ、じゃあそのイス、ボクが使います」

と言って使わせてもらっちゃいます。

そこにあるイスで不自由を感じること無く演奏できる。
そういう座り方ができると、気分がいいですよね。

その悩みと向き合って、乗り越えようとしてきたからこそ
いまこうしてメールで同じ悩みのある人にむけてメッセージをお届けできるのですから
人生とは面白いものですね。

さて。
思い出してほしいことがあります。

座奏と立奏。

あなたの場合は、
どっちのほうがうまく演奏できますか?

もしも、答えにくかったら別の質問をします。

座奏と立奏。
それぞれ、どっちのほうがラクに演奏できますか?

(左手のテクニック)
・音階上行と下行
・ポジション移動
・重音
・左手ピチカート
・ビブラート

などなど

(右手のテクニック)
・ボウイングいろいろ(^o^)

立奏と座奏を比べてみてください。

「どちらも、やりにくい」
「どちらも、まったく同じ」
「座奏のほうがやりにくい」
「立奏のほうがやりにくい」

なにか違いはありましたか?
座奏の時と立奏の時とで、すこしでも違いがあるなら、
座り方や立ち方について見直す価値があります。

座って演奏する機会が多いなら座り方を。
立って演奏する機会が多いなら立ち方を。

どっちも向上させたいなら、両方とも\(^o^)/

6月は座奏月間と銘打ちまして
6月19日には座奏対策セミナーを開催します。

座奏セミナーでは、メールではお伝えしにくい
座る時の関節の動きの作りかたや
座り方の違いによる、指の動かしやすさの違いの体験などを行います。

先日のお知らせ以降、座奏対策セミナーのお問合せを頂いています。

……そこで!

次の配信からは、
指の動きと座り方の関係について
ご紹介しようと思います。

なお、座奏月間の期間中は
無料オリエンテーションでも
座り方についてのご相談を受け付けます。

無料オリエンテーションにもお問合せが続いていて
残り枠がわずかとなってきています。
お気軽にご応募くださいね。

詳しくはメールマガジンにて配信しています。
ご登録くださいね。

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