【演奏を盗むテクニック(目の付けどころ)教えます】今日からできる、たった3つのチェックポイント YouTubeあり

2013/08/25

 バイオリン応援団☆いちろーたです。

 弦楽器の演奏を学ぶときに「最初はマネでいい」と言われますが、何をまねしたら良いのでしょうか。今回はそのあたりに切り込みます。

ココがポイント

  1. 弓の部位
  2. 駒からの距離
  3. 弓の長さ

 出したい音を出すために、弓の毛が弦とこすれあう。そのための弓のさおを動かす。

 弓と楽器が自由に動けるのは、ふれあっている指が動けるから。そして指を運んでくれる腕が自由に動けるから。そして、腕がぶら下がっている胴体も自由に動ける……と思い描いている頭が、首の上にあって自由に動けるからなんです。動く必要はないです。「動くことができるんだ」ということを、自分で自分のカラダに言い聞かせてあげましょう。

いちろーた・メソッド《弦ラク・エクササイズ》とは?

 私・バイオリン応援団☆いちろーたがアレクサンダーテクニークを学びながら弦楽器演奏への応用を研究するなかで得たアイデアを実際の演奏の場面で使えるようにトレーニングするための《楽器演奏がラクになるエクササイズ》です。

今日からできる演奏のチェックポイント3つ教えます

ポイント1. 弓の部位

 元弓、先弓、中弓……。いったいどこから使い始めているか、どのあたりを使って音を出しているか見てみましょう。

ポイント2. 駒からの距離

 音を出しているときに、駒から何センチ離れたところをこすっているのか見てみましょう。

ポイント3. 弓の長さ

 弓を使う長さがどれくらいなのか、見てみましょう。

たったこれだけです

 演奏を聞くと同時に、これらのことをなんとなく見てみましょう。どんな音の時に、どんな動かし方をしているのかを見るのです。

【上級編】時間も加味しよう

弓の速さ

 先ほどは「弓の長さ」と書きました。長さには2つの意味が有ります。使った毛の長さと、使った時間の長さです。「弓の速さ」は、使う毛の長さと、使う時間の長さによってかわります。注意深く動かして試しましょう。

同じ音色を2種類のボウイングで出してみる

 ここまでに出てきたことを使うと、いろんな音色が出せるようになるだけでなく、一定の音色をたくさんの弓使いで出せるようになっていきます。研究してみると面白いですよ。

これも参考になるはず

 弦楽器演奏について重要なこと。だけど、教師やプロ演奏家にとっては当たり前すぎて、解説しようなど思いもよらないことを書いた【バイオリン演奏・超入門シリーズ】も参考になるかと思います。
>>超入門 | バイオリン応援団*いちろーたのブログ

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