
ハイポジションで弾くのが苦しい
ポジションを変えるときに動きづらい
ハイポジションで音色が響きを失う
ヴァイオリンの生徒さんのお悩みです。ハイポジションに関することは私自身にも覚えがありますし、ポジション移動の動きはいつも探求の対象にしています。
ハイポジションで演奏するということは、左手と右手にどんな仕事をやらせることなのでしょうか。それを考えてみましょう。
ハイポジションでは何を変える必要がある?
左手と右手の役割は、そもそもなんだったか。シンプルに考えてみましょう。
- 左手:弦に触れる
- 右手:こすりたい場所をこする
もうちょっと言い足します。
左手:弦に触れる
(振動する弦の長さを短くするために)弦に触れる
ハイポジションで左手にやってほしいこと
- 指セット全体を運ぶ
- 指セットというのは、手首から指先までのこと。ポジション移動=《指セット》を運ぶことです。この《指セット》を運ぶことと、《指セット》のなかで指を動かすこととを区別しましょう。
- 指の間隔は狭くする
- ハイポジションになればなるほど、全音も半音も弦の上での指の間隔は狭くなっていきます。《指セット》のお引越し距離も変わりますね。
- 指板と弦の隙間が変わる(弦の手応えが変わる)
- 指板のある楽器の場合は、弦と指板の隙間が変わります。指の移動距離(弦にさわれる〜離れるまでの距離)が変わることを知っておいてください。また、ポジションが高くなるにつれて(駒の近くへいくにつれて)手応えが変わることも知っておきましょう。
右手:こすりたい場所をこする
もうちょっと言い足します。
(弦が短くなったことに応じて)こすりたい場所をこする
大事な現実《ハイポジション=弦が短くなる》
この大事な現実《ハイポジション=弦が短くなる》ということを知っておきましょう。弦が短くなることにあわせて、同じ音色なら駒寄りをこする必要があります。
こする場所と音色の関係
以前書いた記事が参考になるはずです:
【バイオリン演奏・超入門】弓を動かす右手のために知っておいて欲しい《弓を弦にどう当てるか》というおはなし | バイオリン応援団*いちろーたのブログ
駒からの距離で音色が変わる(前篇)
【ヴァイオリン演奏・超入門】ボウイング基礎・まとめ(スルポンチチェロからスルタストまで)〜《位置と角度》を使い分けて表現力をアップしよう | バイオリン応援団*いちろーたのブログ
駒からの距離(後編)
まだまだ深いフィンガリングの世界……
これら、ひとつひとつの動作の裏には、身体全体の連携プレーが関わっているんです。そう、頭が動けて、それによって身体全体が動けるようにしてあげて、それによって指がいきたいところに行けます。
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