ヴァイオリン:「ハイポジションでの高い音を無理なく演奏したい!」左手と右手の分担をハッキリさせよう

いちろーたとバイオリン レッスン復習ノート
何かに気づいたとき、そこに目を向けてもいいし、目を向けなくてもいい。「選択する自分」に気づくとどんな変化が起きるだろうか?
この記事は約3分で読めます。

バイオリンの演奏。ハイポジションで

ハイポジションで弾くのが苦しい
ポジションを変えるときに動きづらい
ハイポジションで音色が響きを失う

 ヴァイオリンの生徒さんのお悩みです。ハイポジションに関することは私自身にも覚えがありますし、ポジション移動の動きはいつも探求の対象にしています。

 ハイポジションで演奏するということは、左手と右手にどんな仕事をやらせることなのでしょうか。それを考えてみましょう。

ハイポジションでは何を変える必要がある?

 左手と右手の役割は、そもそもなんだったか。シンプルに考えてみましょう。

  • 左手:弦に触れる
  • 右手:こすりたい場所をこする

 もうちょっと言い足します。

左手:弦に触れる

(振動する弦の長さを短くするために)弦に触れる

ハイポジションで左手にやってほしいこと

指セット全体を運ぶ
指セットというのは、手首から指先までのこと。ポジション移動=《指セット》を運ぶことです。この《指セット》を運ぶことと、《指セット》のなかで指を動かすこととを区別しましょう。
指の間隔は狭くする
ハイポジションになればなるほど、全音も半音も弦の上での指の間隔は狭くなっていきます。《指セット》のお引越し距離も変わりますね。
指板と弦の隙間が変わる(弦の手応えが変わる)
指板のある楽器の場合は、弦と指板の隙間が変わります。指の移動距離(弦にさわれる〜離れるまでの距離)が変わることを知っておいてください。また、ポジションが高くなるにつれて(駒の近くへいくにつれて)手応えが変わることも知っておきましょう。

右手:こすりたい場所をこする

 もうちょっと言い足します。

(弦が短くなったことに応じて)こすりたい場所をこする

大事な現実《ハイポジション=弦が短くなる》

 この大事な現実《ハイポジション=弦が短くなる》ということを知っておきましょう。弦が短くなることにあわせて、同じ音色なら駒寄りをこする必要があります。

こする場所と音色の関係

 以前書いた記事が参考になるはずです:
【バイオリン演奏・超入門】弓を動かす右手のために知っておいて欲しい《弓を弦にどう当てるか》というおはなし | バイオリン応援団*いちろーたのブログ
駒からの距離で音色が変わる(前篇)

【ヴァイオリン演奏・超入門】ボウイング基礎・まとめ(スルポンチチェロからスルタストまで)〜《位置と角度》を使い分けて表現力をアップしよう | バイオリン応援団*いちろーたのブログ
駒からの距離(後編)

まだまだ深いフィンガリングの世界……

 これら、ひとつひとつの動作の裏には、身体全体の連携プレーが関わっているんです。そう、頭が動けて、それによって身体全体が動けるようにしてあげて、それによって指がいきたいところに行けます。


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