その場にいた弦楽器奏者がみな食いついた!ヴィヴィアン・マッキーさんのレッスンメモ
2014/05/20
その場にいた弦楽器奏者がみな食いついた!
これまでに、学んできたことの総集編のような感じになりました。
- ダウンボウは「落とす」
- 腕を引っ張ろうとすると、要らないことがいっぱい起こる。ただ落とせばイイ。
- アップボウは「腕を前に」
- アップボウでは腕を前に放り出す。ほとんどすべての弦楽器奏者がカン違いしていることなんだけど、腕を引っ張り上げようとする、あるいは、腕で弓を吊り上げようとするのは、要らないことがいっぱい起こる。楽器と弓でバランスさせて、腕は弓の動きについていくだけでいい。
- 移弦する時も「毛が弦に落ちる」
- 毛が弦に向かって落ちる……が起こって欲しいこと。それの動きに腕がついていくだけでいい。
- バイオリンは鎖骨にのせるだけ
- 肩を使って、あごに向けて押しあてる必要はない。
- 暗譜しているなら譜面ばかり見なくてイイ
- 視線を固定すると自分の全部がかたまっちゃうよ。だいたい覚えてるんだったら、楽譜よりも、その場に一緒にいる人々をごらんなさい。
- 音がないときは弓をおろしてイイ
- 音を出していないときに、弦のうえに弓を置く必要があるだろうか。ないでしょう?
- フレッシュな弓
- フレーズの終わりとフレーズの始まり。同じ音高でも、ぜんぜん違うもの。つねにフレッシュ(新鮮)な弓を与え続けるんです。
詳細は個別レッスン・ワークショップにて。
乞うご期待!
(2014.5.9 ボディチャンス新宿スタジオにて受講)