自然災害から生徒さんを守るためにできること(2) 教室に常備すべき防災アイテム
2017/06/02
教室に備えておきたい防災アイテム
生徒と教師自身が12時間生き延びるために
自宅を兼ねた教室であれば、わざわざ新しく買うまでもない物もあります。試しに、1セット(1人ぶん)をかばんに詰め込んでみるとよいと思います。
ちなみに、私が持ち出し袋に用意してあるのはこちら。家から逃げ出す必要がでてきたときに、最低限持って出ればなんとか生き延びれるように物をひとまとめにしてあります。
逆に、閉じ込められて避難できなくなった場合でも、この袋があればなんとか生き延びられるように、という思いもあります。
- 木綿の肌着セット
- 油性マジック、えんぴつ
- 懐中電灯、乾電池
- 携帯ラジオ
- 鏡、笛(ホイッスル、呼子)
- ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、生理用品
- 救急用医薬品
- 使い捨てカイロ、軍手
- 折りたたみ傘
- 買い物バッグ(エコバッグ的なもの)
- ビニール袋(大、小)
- 輪ゴム
- 小銭、さいふ
- 登山用の食器セット
- 登山用のコンロ(固形燃料、ライター、マッチ)
すべてのものは、それぞれビニール袋に入れてあります。濡れてしまうと本来の機能を果たさないものばかりだからです。
- 水(500mlが2本)……※1日1リットルが最低限でも必要
- 行動食(ナッツ、キャラメルも可)
- 登山用のフリーズドライおかゆ
- 塩、黒糖、粉末状スポーツドリンクのもと
水・食料は入れ替えが必要なので気をつけましょう。
48時間を生き延びるために……
48時間を生き延びる事がひとつの目標になるのだそうです。まる二日。
水はどうしても必要。買い置きするか、汲み置きするか。どちらにしても鮮度保持に注意したいものです。
避難バッグに備えておくべきもののリスト案|アクティブ防災|NPO法人ママプラグ
「ただ、漠然と怖がるのではなく、時々シミュレーションしてみることが大切」ということ。
家の中で、お風呂に入っているとき、眠っているとき、火を使っているとき、外出中で、車を運転しているとき、電車に乗っているとき、地下にいるとき……シミュレーションする場面はたくさんあります。
「今、地震がきたらどうする?」時々シミュレーションしてみよう|アクティブ防災|NPO法人ママプラグ
このNPO法人ママプラグさんが紹介している「アクティブ防災」という考え方は是非読んでみてほしいものです。教室で防災ピクニックをするわけではありませんが、自分自身の意識を変えていくために、ピクニックへ行くときに、お弁当の代わりに防災グッズ・非常食を持ちだしてみようというアイデアって、実践的だとおもいませんか?
使ってみてわかることって、必ずあります。
ぜひ、持ち出し袋や救急箱などは、月に一度、中身をチェックして、できれば使ってみてくださいね。