楽器を持って音程を遊ぼう。左手指のラクラク解説《ゼロからはじめるバイオリン・その4》【弦楽サプリ #026】

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指板を自由に遊べる左手指の解説

 音を変える。今回は、音程を遊ぼう。

「音程」って?

 音程とは、二つの音の隔たりのこと。二つの音の高さ(音高、ピッチ)にどれだけの差があるか、というのが音程という言葉の意味である。インターバルともいう。

 今回は、弦を指でさわろう。指で弦を触ったときに、開放弦と比べて音高がどう変わるかを遊ぼう。

音程を変えてみよう!

 音程が変わる仕組みはチョ~簡単。弦の長さを変える。同じ弦なら、短いほうが高い音が鳴る。開放弦は、その弦のなかで一番低い音を出すときに使えるのは、このためだ。

やること=「指で弦をさわる」

 楽器を持って、カラダにのせる。左手指が弦に向かう。弦にさわったら、指は指板に止まる。

 その指が止まったら、ピチカート。すると音が聞こえてくる。開放弦の時と音を聴き比べよう。

バイオリン演奏、左腕の2つの仕事

 演奏中の左腕には2つの仕事がある。

1. バイオリンの姿勢をつくる

 バイオリンが自分から見てどこにあって欲しいか、それによって左腕にやってもらう仕事の内容が変わります。いろんな場所へバイオリンを動かしてみよう。

2. 指の場所を変える

 指の場所を変える、指を運ぶ。どの指を、どこからどこへ運びたいのか、それによって左腕の仕事内容は変わる。

 演奏が複雑になってくると、場所を変えたくない指があったり、ちょっとずつタイミングをずらして場所を変えたい指があったりもするので、その場合はその分だけ左腕の仕事も増える。「指の仕事」と言っていないところが、ものすごく大事なことだ。

おまけクイズ

 おまけコーナーで、いちろーたの動きが一瞬止まっています。そして、右手の助けを借りて再び動き始めました。それはなぜでしょうか?

 答えを知りたい方は、どうぞ質問メールをお寄せくださいね(^^)v

まとめ

 音程を変えるために、指で弦にさわって遊ぼう。

 指を動かす時、腕の色んな動きを試そう。

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