2014年ひき初め(1)……好きな曲を弾こうとして固まった!さて、どうする?
2014/01/30
ひいてみよう!
と思っていたものを、ちょっとずつひいてみました。
ポイントは「ひける・ひけないに関係なくひいてみよう」
……と思ってひいてみたら、自分が意外な反応をしていることを発見しました。
ひとつ気づいたこと!
いくつかの大好きな曲を思い出しながら音にしてみて、大変なことに気づいてしまいました!
好きな曲ほど弾こうとすると、身をすくめてしまう
弾き始める時に、ちょっとだけ間があいてしまっていたんです。
好きな曲を引くのを嫌がるような反応が自分の身体に起きたのはどうしてなのでしょうか。
思い当たったのは「その曲を好きにしてくれた演奏を再現しなきゃいけない」という考え方でした。
行き詰まったら、なるべくシンプルに考えると効く……去年の最後のレッスンで言われたことを試してみることにしました。
楽譜から受け取る
「やりたいことは何?」
「この楽譜を見て、何をしたいの?」…
…「この作品の良さを音にしてみる」
あっけないほどに、ためらいが消えました。かわりに「もっと知りたい」「もっと違う表現をしてみたい」という欲求が湧いてきました。
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ちなみに、演奏してみたのはこの曲たち。
スペイン
チック・コリアのスペイン。今月本番で演奏するのでひいてみました。
▼「スペイン」収録アルバム(セクステットとオーケストラ版というのがミソ)
タイスの瞑想曲
やっぱり好きな曲です。何度でもレッスンを受けるくらいに。
チャルダッシュ
モンティ作のチャルダッシュ。浅田真央さんが使っていたんですよね。G線で歌ったり、速弾きがあったり、短い時間でヴァイオリンのいろんな音を楽しんでもらえる定番曲。カナメ先生からは「これは喜んでもらえる曲だよ」とレパートリーにしておくよう言われています。
バッハ
あこがれの曲のひとつ。好きなくせにいままで練習してこなかったので今年は挑戦してみる。バッハの無伴奏パルティータ第3番から「ガヴォット ロンド風」
6分50秒あたりから。