バイオリンって、やっぱり気持ちいいですよ。
教える前から気になっていたんですが、
「バイオリンって、聞くのはいいけど、弾くのはちょっと大変そう」とか
「へんな格好でひくから、バイオリンってからだに悪いんでしょ」とか
「難しいんでしょ?」とか
「お金かかるんでしょ?」とか
「そんなにひけるようになるまで、練習大変でしょ?」とか
いろ〜〜〜〜んなことを、みなさんおっしゃるんです。
そんなあなたに、わたしは首根っこつかんで、言ってやりたい!
「そんなに気になるなら、いますぐやってみなさい!」
「好きだから、何があっても楽しいんですけど!」
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人生なんてあっという間ですよ。
弾くのは大変です。
自分の想像しているのと全然違う音が出てびっくりします。
でもね、だから楽しいんですよ。
ここがわからない人は、バイオリン演奏とか、音楽とか、一人旅とか、
《次の瞬間に何が起きるかわからない》ことを楽しむ活動は、今後一切やめておいたほうがいいです。
バイオリンは、気持ちいいですよ。
変な音だろうが、ステキな音だろうが、自分と楽器が出会って作った音なんです。
こんなに愛おしいことはないです。
ほしい音が出せるなら、変な姿勢だって構わないんです。
「これが良い姿勢だ」なんてものを信じて、その束縛のなかで音をつくろうとするから苦しむんです。
逆です。
やりたい音楽があって、そのためにほしい音を求めて、そのためだったら自分の姿勢なんてどうでもいい。使えるものは何でも使う。
でもね、あなたの音楽は素晴らしい物なんだから、なるべく多くの人に届けて欲しいし、活動はなるべく長く続けてもらいたい。
だから、あなたのカラダが働きやすいようなバイオリンの演奏の仕方を見つけて、いまよりももっと演奏を楽しんで欲しいと思っています。
バイオリンは、気持ちいいものです。
音楽のある人生って、素晴らしいものです。
そう思って、音楽を奏でる人が、ひとりでも増えたらいいなと思って、今日もメール講座の原稿を考えています。