弦楽器奏者のためのカラダの使いかたをコーチしている、いちろーたです。
バイオリンを大好きな気持ちを原動力にして、
好きなときに、
好きな場所で、
大好きな人たちのために、
心がふるえる演奏する……
そんな喜びを味わえたら、ステキですよね。
つい先日、プロのチェリストさんが、わたしにこんなことを語ってくださったんです。
「わたしも長年、プロとして演奏していますが、
ほんとうに心の底からの喜びを感じる瞬間には
なかなかめぐり逢えません。演奏は時間とともに流れ去っていくものでもあり、
過去の演奏を振り返って『この演奏が一番良かった』だなんて、
言葉でいいあわらすことが、わたしの日常の習慣にないから
なおのことそのように思うのかもしれません。それでも、ほんとうに『ああ、しあわせだ!』と
感じた時のことは、あの日、あのホールのあの場所で、
あのフレーズを、誰と演奏したか、
どんなに満ち足りた気持ちになったかを思い出すことができます。だからこそ、こんな幸せな満ち足りた気持ちでいられる人が
ひとりでも増えるように活動したいんです」
わたしも、同じような思いでしたから、嬉しくなり涙がこぼれそうになりました。
まだ構想段階ですが、
「弦楽器奏者のためのカラダの使いかたアカデミー(仮称)」開講にむけて
準備をしています。
「こんなステキな、役立つものがあると知っていたら、もっと若いうちに学びたかった!」
という、わたしの思いを形にしたいと思っています。