合奏での視野を広げるには?〜シンフォニエッタ・ソリーソ第6回演奏会の練習開始によせて〜

いちろーたです。

今日から、シンフォニエッタ・ソリーソの第6回演奏会に向けたリハーサルが始まります。
そこで今日の記事は、ちょっと実戦寄りの話です。

ボク自身に言い聞かせる意味でね(^^)

この探求に、少しお付き合いいただけませんか?
そして、「ふーん、いちろーたって、演奏する時もこんなこと考えてるのか。私はどうだろうな?」
と考えてもらえたら嬉しいです。

※シンフォニエッタ・ソリーソとは……
楽団創設時に、いちろーたがコンサートマスターとして関わった小さなオーケストラ。
いまは、第2バイオリンの首席をしています。
ソリーソとはイタリア語で「笑顔」のこと。

【合奏での視野を広げるには?】

合奏の現場でのことを思い浮かべてみてもらえますか?

はい、それです。

何を思い浮かべたでしょうか?

音でしたか?
光景でしたか?
ご自身の体の熱や動き?
それとも、感情?

何が正解ということはないです。

●もしも……音を思い浮かべたのなら
何の音だったでしょうか?

自分の楽器の音だけでしたか?
他にも聴こえていた音はありましたか?

聞こえていた音は、どこから発せられて、どこを伝わってきたのでしょうか?

●もしも……光景を思い浮かべたのなら
それは、どんな光景でしょうか?

《わたし》の目に映る合奏の光景だったでしょうか
自分を含めた部屋の全体の様子が見えている、という映画のワンシーンのようなものを思い浮かべたでしょうか

《わたし》には見えていなかったところにも空間が広がっていたことは思い出せますか?

●もしも……体の熱や動かしていた時の息遣いを思い浮かべたなら
それは、どういう場面でのことだったでしょうか

その前後にはどんな出来事があったか思い出せますか?

《わたし》自身以外の物や人の動きは、どんなものがあったでしょうか?

「その隣には何が見える?」という問いかけがもたらすもの

何を思い浮かべればよくて、
何を思い浮かべてはいけない、
という話ではないです。

思い出せることの隣にあるものにも注意を向けてみよう、ということなんです。

いきなり合奏中にはムズカシイかもしれません。

でも、じつは音楽家ならだれでも
《思い出せることの隣にあるもの》
には注意を向けているものなんです。

だって、いまから音を出そう!という時には、いま出ている音のことと、
その隣の瞬間にでてくる、まさにこれから生まれようとしている音のことを考えているでしょう?

「ついさっき出したばかりの音」のことを考えながら、いまからの演奏をどうするか、とも考えているかもしれませんね。

いずれにしても、演奏という活動は、自分と音とをつなげていって、さらにその隣の音にもまたつながっていく。
ただそれだけのことです。

音楽は、次の瞬間に向かって一歩を踏み出してゆく挑戦です。
その挑戦する姿に、聴衆はなにかを見出して感動してくれるのではないでしょうか。

では、そろそろボクは練習会場に行く支度をはじめましょう。

最後に質問です。

音の響くなかに、《わたし》の音楽をきいてくれている人の姿はみえていましたか?


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