★松崎しげると黒胡椒ポテチに学ぶバイオリン演奏の真実★

2018/04/05

バイオリン応援団☆いちろーたです。

★松崎しげると黒胡椒ポテチ★

演奏って、あなたと楽器のコラボです。

コラボとは、コラボレーションの略。
合作という言い方もあります。

コラボっていう言葉から何を連想しますか?

松崎しげるとカルビーの黒胡椒ポテチとか。

お互いの良さを引き立たせあって、なおかつ、楽しんでもらえる形で世に出てくるのがコラボです。

なんでこんな話かというと、楽器を演奏するのに楽器を力ずくで動かしても鳴り響いてくれないよってことなんです。

ひとつの作品を異なる立場にあるものたちがそれぞれに力を発揮して作り上げることです。

奏者から見た楽器は、演奏にかかわってくれる協力者なのですよ。逆もしかり。

楽器が楽器としての価値を見出してもらえるのは、奏者あってこそであり、楽器と奏者のコラボから生まれた「演奏」というパフォーマンスの場があってこそなんですね。

もちろん、奏者が楽器を動かすから演奏が成り立つのですよ。でも、楽器が奏者を動かしていると捉えることもできます。

だって、音を出すのは楽器ですから。
楽器が音を出してくれるように、奏者は楽器に奉仕するのですよ。
楽譜を読んだり、楽器を聴衆の前に連れ出したりもするでしょう?

この「とらえ方の転換」が腑に落ちた時に、脱力というのはあっけなく達成されます。飛躍して聞こえるかもしれないですが、アレクサンダーテクニークでいう「協調作用」とか「抑制」という誰でももともと持っている《生きることを楽しむ本能》が自分自身の中に立ち上がってくるのがわかるようになります。

そうなると、何をしていてもたのしいですよー!

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