バイオリン奏者のためのやさしい身体の使い方☆バイオリン応援団

バイオリンは弾けばひくほど元気になります。自然な姿勢で楽しめるし、肩や首もラクになります。真心こもった演奏は聴く人に癒しと励ましを与えます。あなたの喜びと楽しみが大切な人へ届くように応援します。アレクサンダー・テクニークに基づいたレッスン。ブログとメール講座で奏法改善のヒントを無料提供中。東京都府中市の教室。Skypeでの有料相談も受付中。

★一生大事にするね!★

2017/10/16

バイオリン応援団☆いちろーたです。

日曜日のお昼下がりのこと
みちばたで、二人の女の子が名残惜しそうに話をしていました。

ひとりは、これからお母さんに連れられて自分の家に帰ってゆくところのようです。
「わたし、これ一生大事にするね!」
「わたしも!」
……それを聞いて、いちろーたはギクッとしました。

一生大事にするとは、どれほどの思いなのか。
この子たちの一生は、どんな一生なのか。

僕は「一生大事にします」といえるほどのものを、どれだけ持っているのか、どれだけ大事にしているだろうかと。

親に頼み込んで買ってもらったバイオリン。
いまは、母校のオケに使ってもらっている……はず(^_^;)

「東京へ帰っても忘れないよ!」と言い放っておいて、すっかり忘れたままになっている木曽の旧友たちとの約束。
このまま思い出し始めると、苦しさで胸が焼け焦げそうです。

なんでこんな話かといえば「大事にする」とはどういうことか、なのです。

バイオリンを大事にするとは、どんなことでしょうか。

楽器に傷つけないとか、きれいに磨くとか、演奏の場を作るとか、保管場所の温度や湿度に気を配るとか。
楽器の性能を引き出せるように、奏者として演奏の腕前を磨くとか、職人さんに駒や魂柱の調整をしてもらうとか。

「大事にする」って、意味がものすごく広いんですね。

バイオリンの場合は、道具という側面もありますから「飾っておく」だけではなく「演奏に使う」ということに、大きな意味があります。

では、私たち自身はどうなんでしょうか。
自分自身を大事にするとは、何をすることなのでしょうか。

お肌のケアをする、身だしなみを整える、食べるものに気を使う
よく寝る、楽しみのための時間を確保する
人との関り合いをより良いものにする、世界をもっと知る
良き友をつくる、良き芸術に触れる

みずからが良き友となり、良き芸術を作り出す
なんていうことも自分を大事にすることかもしれません。

いちろーたがうるさく言う《構えのセルフケア》というやつは
突き詰めると《自分を大事にする》という実践を、楽器の演奏プロセスを通して学ぶことです。

私たちは一生を通して自分自身と付き合います。
私たちは、自分自身からは離れられないですからね。

離れられないはずなのに、演奏中に自分のことを忘れちゃう場合もあるってどういうことでしょうね。
だからこそ、構えのセルフケアなんていうものをわざわざ掲げてお伝えしているのです(^^)

私たちは一生を通して自分自身と付き合います。
この世界に、同じタイミングで生まれてきて
こうしてネットでつながっていることが不思議だなと思います。

今日も読んでくださったことに感謝を込めて。
いちろーたより。


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