腕の関節はいくつあるだろうか? 【腕の動きを解剖してみよう(前編)】


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 突然ですが質問です。腕には関節がいくつあるでしょうか。1つ?2つ?3つ?……

 痛みがあって病院へ行くとどんなことをされるでしょうか?ちょっと思い出してみましょう。もしも痛みで困ったことがないなら……素晴らしいことです、これ以上読む必要はありません!おめでとうございます!

 どこが痛みますか?
 どんな時に痛みますか?
 何かをしている時ですか?何かを終えた時ですか?
 いつごろから痛むようになりましたか?

 というわけで、「どこ?」ってのは大事なんだろうなと思います。

 そこで、腕の関節について考えてみます。先程の質問は覚えていますか?

突然ですが質問です。腕には関節がいくつあるでしょうか。1つ?2つ?3つ?……

腕の関節を数えてみよう

 数えてみましょう……手首・ひじ・肩。うーん、間違ってはいないけれど、腕の《動きの元になる骨の組み合わせ》という意味での関節としては、ちょっと不足します。腕の動きを作り出す関節は、全部で4つだと解剖学の世界では言うそうです。

 さっきの3つに足りなかった、もうひとつの腕関節、それが胸鎖関節(きょうさかんせつ)です。胸鎖関節は、鎖骨の両端のうち片側とは反対側にある関節です(すごく大雑把な説明なので、不正確かも知れませんが、何となくわかりますか?)

 腕には4つの関節がある、と思っておけばほとんど実用上問題無いと思います。

4つもある腕の関節

 腕には4つの関節があるというのが、解剖学でいわれていることです。名前が付いているので紹介しておきます。

  1. 胸鎖関節(きょうさかんせつ)
  2. 上腕肩甲関節(じょうわんけんこうかんせつ)
  3. 肘関節(ひじかんせつ)
  4. 手関節〔手首〕(しゅかんせつ)

 関節の名前は覚えておくと便利ですが、思い出せなくても「この辺の関節」ということが通じればオッケーです。ちなみに、関節の名前にはルールがあって、日本語だと互いに接している骨の名前の頭文字っぽいところからとっているそうです。

ありのままを知るだけで動きが変わる

 はっきりさせておきたいのは、なぜ関節の動きの可能性を知っておく必要があるのかということです。それは、実際の様子をなるべく正確に知っておくことが、やりたいことをやる早道だからです。旅行へ行く時に、地図やコンパスが間違っていたら目的地にたどり着くことができず迷子になってしまうかも知れないのと同じようなことだと僕は思っています。

何を知ればよいか、ということ

 関節を知る上で大切なのは、《どこにあって、どう動けるか》です。筋トレ愛好家にたずねると、鍛えたい筋肉をイメージしろと言われるのですが、僕が思うには《どの関節を、どの方向に、どれだけの角度曲げるのか》を考えるほうが効果的なように思います。

関節がどこにあるか?

 すでに挙げた、腕構造にある4つの関節をおさらいしておきましょう。

胸鎖関節(きょうさかんせつ)
鎖骨と胸骨が接しているところ。肩側ではないほう。
上腕肩甲関節(じょうわんけんこうかんせつ)
肩甲骨の凹みと上腕骨のボール部分が接しているところ。いわゆる肩。
肘関節(ひじかんせつ)
いわゆる肘。3本の骨が関係している。上腕骨のボール部分が尺骨の凹みに収まっていて肘を動かすのが役割。撓骨と上腕骨との関係は、肘から手首にかけてひねる動作がお役目。
手関節〔手首〕(しゅかんせつ)
いわゆる手首。ここから指先まではずいぶん細かな骨が関係しまくっています。

今回のまとめ

大事なのは……どこに何があるのか、何ができるのか

 ここまでだらだら書きましたが、大事なのは、自分を知ること。実際のところどんなことができる事になっているのかを知ることです。

 ちょっと長く書きすぎました。続きを書くことにします。今回はこのへんで。次回は、腕関節のそれぞれの動きの方向について書いてみます。

参考になる本


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