バイオリン演奏を楽しむ構え方を身につけよう☆バイオリン応援団

音楽の喜びを満喫できるコンディションづくり。ラクな動き・気持ちよく・自由に楽しめるココロとカラダのやさしい使い方。頑固なクセを手放すレッスン。アレクサンダー・テクニークに基づいた教え方の研究。東京都府中市の教室。

「バイオリンをこわしちゃった(汗」

バイオリン応援団☆いちろーたです。

Facebookの個人ページやインスタをチェックしてくださっていたらご存知かもしれませんが

先週末、楽器を壊しちゃいました……。

★こんなことになってます→https://www.instagram.com/p/BRkZX9_Bz_Z/

今日、修理をお任せした工房から連絡があって

金曜日には私のところに戻ってくることになりました。

楽器を壊したと気づいた直後からひどく落ち込んでいたのですが、

いまは気持ちの整理がついて、楽器の事故を前向きに捉える事ができるようになりました。

そのあたりのことを、少し書いていこうと思います。

◎何が起こったかを事実として受け止める

【楽器に何が起きたか】

今回の壊れかたは、横板と表板、それぞれの一部が破損しました。

ニカワで接着された部分がはがれただけなら元にも戻るのでしょうけれど、今回は違います。

板が割れたり欠けたりしました。

割れたものは割れたもの。

貼り合わせたとしても割れていない状態には戻りません。

ですが、楽器として使える状態には戻せると気づきました。

修理の仕方によっては、音の出方は元通りになることもあるでしょうし

もしかしたら修理によって元の状態より以上の音の出方になる可能性もあります。

修理の結果、元通りの音にならないとしても、

新たな特性を持った楽器を付き合っていくと思えば

そんなに自分で自分を責めなくてもいいと思うようになりました。

それでも、何かすっきりしませんでした。

【自分に何が起きたか】

楽器を壊してしまったのはオケの合奏練習中。

ダウンボウのときに、楽器の角(G線側)の部分に弓先を引っ掛けてしまったことが直接の原因です。

ちょっと検証するとわかることですが

普通に演奏していたら起こらない現象です。

《なんで、こんなことが起こるようなことをしてしまったんだろう?》

はじめは「奏法の指導をしてる人物が、こんな事故を起こすなんて。恥ずかしくて誰にも言えない!」と思って

思考停止していました。

でも、そのままでは何も改善しないで放置することになると思い直しました。

自分のやったことを調べることにしました。

僕は合奏中に「もっと違う音がほしい」と躍起になっていったのです。

その「もっと違う音」を得るためには

・どんな選択肢があるか

・何を選ぶのが効果的なのか

ということを考える必要があります。

そのためには

・「さっきまでの音」を得るために何をしたのか

を知っておく必要があります。

この理屈は、立ち止まって考えると、すぐ納得できることです。

問題は、この思考プロセスを《演奏しつつ》働かせられるのかどうかということ。

今回の「もっと違う音」というのは

・アンサンブル全体の音

・アンサンブルの構成音としての音

について探求すべきだったのですが

そのときの僕の音楽的思考は、

「フォルテだし、アクセントだし……《とにかく強く》だ」

と指示を出していました。

そこで《いかに自分の動きを無駄なく楽器に伝えるか》という意図に変換されて

《普段と違っていいから、とにかく弓をものすごい勢いで動かす》

《そのために自分の力を総動員する》

《その結果どんな音が出るか聞いてみよう》

……とおもったら「パチッ!!」とものすごい音が聞こえてきたのです。

その直後から音の響き方が変わったのですが

ちょうど1曲まるまる通す練習だったこともあって

弦が切れたわけでもなかったため演奏を中断せず続けていました。

そのとき何を考えていたかを思い出すと

《その弓の動かし方をするとどんな音がするか》や

《その弓の動きでどんな弦の振動が起こるか》は考えていましたが

《その弓の動きで楽器に何が起こるか》は考えていませんでした。

弓についても《弓の毛》にフォーカスしていたので

《弓の全体》がどうなっているかまでは、考えが及んでいなかったです。

練習の時は《部分》に着目して分析することが役に立ちはしますが

実際の演奏では《部分》を統合して《全体としてどうなるか》を大切にすることが

ほんとうに大事なんだな……

……と、いま、このメールをここまで書いて、

やっと今回の事故から自分が多くのことを学べたのだと実感ができました。

楽器が戻ってきたらどうしようかなと思っていましたが、

新しく試したいことがいくつか出てきました。

またメルマガやレッスンでもそうした発見をお伝えできればと思います。

さらに素敵な音楽の輪を広げられるようになりたいですからね。

読んでくださってありがとうございます(^^)


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